医療従事者として働いていると、医師の車に目に留まることがないでしょうか。
特に男性は車が好きな人も多いため、目につくことが多いかと思います。また、医師は車の他にもバイクや自転車といった乗り物が好きな人も多い傾向にあります。
本記事では、これらに関して、わたし自身が実際に見たことや聞いたことを元にご紹介していきたいと思います。「そうそう」と思う人もいれば「そうなんだ」と思う人もいるかもしれません。
私の周りで医師が乗っているブランド車
医療機関にもよるかもしれませんが、医師の駐車場というのは別に設けられていることが多いです。そのため、スタッフの車と紛れず、印象に残りやすいのです。
医師がよく乗っているブランド車
- メルセデスベンツ
- BMW
- Volkswagen
- アウディ
- ポルシェ
- ボルボ
などの割合が多く見られています。国産車なら、レクサスやアルファードハイグレードといった高級車に乗っている医師も少なくありません。
バイクや自転車もハイブランド
医師の中には、バイクや自転車が好きでこだわって乗っている人もいます。病院前にごついバイクが止まっている、なんだか高級そうな自転車が止まっているのを見かけた経験がある人もいるのではないでしょうか。気になって目にするとBMWのロゴが見られたり、映画にでも出てきそうなバイク、風格漂うバイクや自転車であったりすることがあります。
私自身がバイクや自転車に詳しいわけではないので、実際のところ高級車であるかはわかりませんが、好きな人から見ると「あのバイクで普通自動車一台分だ」「あのバイクよく見つけたな」「あの自転車、ただでさえ高いのに更にカスタマイズしているから金かかってる」「あの自転車だけで数十万だ」聞いたことがあるため、車以外でもブランド車を好む傾向にあるのかと感じたことがあるぐらいでした。
医師はスポーツカータイプの車が好き
スポーツカーに憧れ、実際に乗った経験がある男性は多いでしょう。
- フェアレディZ
- スカイラインGTR
- スープラ
- ロードスター
- RX-7や8
- ランサー
- WRX
- トヨタ86
などスポーツカーはさまざまあります。
しかし、これはまだ手の届きやすい国産車になります。医師が選ぶのは、BMWやアウディクーペタイプ、ポルシェ、アルファロメオ、シボレー、フォードマスタングなどといった外車になってくるため、明らかに金額も違ってくるでしょう。
なぜ医師は外車を選ぶのか
なぜ医師は数ある国産車よりも外車を選ぶのか気になったことはないでしょうか。わざわざ高級な外車を選ぶには医師なりの理由があるそうです。
- ステータス
- 高馬力
- 衝撃吸収が高い
- 煽られない
- 利き腕を守るため
といった理由を聞いたことがあります。
ステータス
国産車も、車種のクラスによって金額が変わってきます。これは外車でも同様。クラス、シリーズによって高級感は変わってきます。医師に「いい車に乗っていますね」と声をかけたことはありますが、医師は決して「お金あるからね」「医師というステータスがあるからね」とは言いません。
だいたいが、「ずっと乗りたかった」「車に興味がある」「生活が厳しくなるよ」などの返事をします。しかし、乗りたくても簡単に乗れるものでもないですし、興味があっても簡単に買えるものでもありせん。また、実際に生活が厳しくなるのであれば買わないでしょう。話し方にもどこか余裕がありそうな雰囲気もあるので、勝手ですが、何となくステータスにこだわっているのではなないかと感じてしまいます。
高馬力
外車となると、パワーがあることを魅力に感じることもあるでしょう。高速道路を走っていても、すごい勢いで走り去っていく車はだいたいが外車です。医師になると緊急で呼ばれたりすることもあるため、馬力がない車では遅れてしまいそう、遅い、といったことでストレスが溜まるそうです。普段から医師と仕事をしていても、医師はせっかちな人も多いため、遅い車は性に合わないのかもしれません。
衝撃吸収力が高い
「外車の方が丈夫」と聞いたことがないでしょうか。日本の車もそれなりに丈夫ではあると思いますが、海外は、高速道路の制限速度が日本とは異なり、かなりの速度で走ることが日常的になっているそうです。時には200km/h前後で走ることもあるそうなので、それだけ耐えられる車を作っていることになります。自分の身を守るために外車を選ぶ医師もいました。
煽られない
一時期煽り、運転はかなり問題視されていましたし、今では犯罪にまでなっています。一緒に働いていた医師の中には、国産車から外車に変えた途端煽られなくなったという人がいました。煽り運転をすること自体が良くありませんが、もし煽り運転で外車を傷つけてしまった場合、国産者と違って請求額も大きいため、避けたくはなるでしょう。
また、煽ったことで怖い人が出てくるかもしれない、トラブルに巻き込まれたくないと考える人もいるでしょう。世代にもよるかもしれませんが、昔からベンツやBMWは怖い人や企業のお偉いさんが乗っているイメージも根強いため、煽る人も減るのかもしれません。
利き腕を守るため
これは今まで2人の医師しかいませんでしたが、利き手を守るためにあえて左ハンドルがある外車にしていると聞いたことがあります。「左から当てられたら同じじゃないか」と思ったことがありますが、日本だと対向車は自分の右側を走っていたり、高速道路でも追い抜き車線は右側を走っていたりするため、少しでも右側からの事故を考えての車選びだそうです。仕事意識は高いと思いましたが、あまり仕事をしない医師であったため、本当にそうなのかと疑問が残ります。
複数台車を所有している医師
複数台車を所有している医師は本当の車好きと言えるでしょう。私が以前働いていた病院の副院長は車を4台所有していました。短期間で車が変わるため、何台持っているのか聞いてみたところ、外車が2台、国産車2台で、外車、国産車ともにスポーツカーを1台ずつ所有していました。
しかし、自分で車を改造したりすることの興味はなく、とにかく運転することが楽しく、気になる車があると乗っていた車を売っては購入してしまうそうです。
女医が所有する車
女医さんの中にも車に興味がある人もいますが、女医さんのほうが高級車には乗っている人は少ないように思います。外車には乗ってはいてもVolkswagenビートルであったり、ミニクーパーのような可愛らしい車に乗っている人の方が見かけます。車のことが良くわからないことと、何かトラブルがあった場合に、国産車のディーラーの方がたくさんあって対処しやすいということもあるそうです。
バイクを所有している医師
医師の中には車も所有しているが、バイクの方が好きという医師もいました。その医師はツーリングが趣味ということもあり、バイクの方がお金がかかっているとのことでした。また、急いでいるときに渋滞にハマると車では身動きがとれなくなってしまうけど、バイクはまだ身動きが取りやすいという理由もあるそうです。
しかし、雨などの場合、バイク通勤は大変になってしまうため、車も所有しています。「あまり車には興味がない」と言いながらも所有している車はBMWであったため、格差を感じてしまいました。
すべてを所有している医師
1人だけではありましたが、車、バイク、自転車とすべて所有している医師がいました。その日の天候や気分によって使い分けているはいるそうですが、すべて乗り物は外車でした。その医師は自分自身でメンテナンスをしたい医師であり、こだわりもありそうでした。いろいろ趣味があって良いかとは思いますが、医師は多忙であるため、海外製の物であるため1つひとつ部品を取り寄せるのも大変で、更にお金がかかってくると話していました。その医師はまだ独身であったため、今のうちにやりたいことはやると好きな物を購入していました。
なぜか病院においてある車はクラウンが多い
医師が移動する手段として自分で車を運転するパターンもありますが、運転手を付けて移動するパターンもあります。そういった場合にそなえて、医療機関で車を1台所有していることがありますが、クラウンが多いように思えます。
クラウンも国産車の中では高級な部類とはいえ、トップクラスではありません。なぜかというと、会議や葬祭に駆けつけたときにあまり派手な車では印象が良くないからです。そういったことを避けるためにも、少しお堅いクラウンを所有していると聞いたことがあります。
クリニック医師が乗っている外車は別格
私自身、病院で働いているため、日ごろから高級車を目にすることが多いですが、クリニックを開業している医師はまた別格のように思えます。子どもを受診させるために小児科のクリニックに行くと、どこのクリニックも車庫に止まっている車は高級車。総合病院とは違い、ハマーやベンツのジープタイプなどを見ることもあります。また、1台ではなく外車が2台3台と置いてあるため、開業医は別格な印象です。
高級車を持っているだけがすごいわけではない
高級車を購入できることもすごいことではありますが、それを維持することはもっとすごいことです。高級車に憧れて購入したまではいいが、結局、維持ができず手放したという話も少なくありません。高級車は燃費が悪く、税金やメンテナンス、車検など車にかかる費用が国産車とは全く違ってくると聞いています。購入後の費用が思った以上にかかってくるのです。維持するには、それに見合った収入がなければ難しいでしょう。
特徴
対象規模
オプション機能
提供形態
診療科目
この記事は、2021年9月時点の情報を元に作成しています。
執筆 男性看護師ライター | ベル
看護師歴14年目。救急、ICU、外科、内科を経験トラブルも多い看護の世界でいろいろいあってもこの仕事が好きな男性看護師。 現在、管理職として働きながらブログなどでも経験を活かしたノウハウを執筆しています。
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