クリニック開業前後にありがちな失敗やミスとは?対処法も併せてご紹介

クリニック開業で結果を出そうと思ったら、用意周到に準備を進めることが大切です。

しかし、十分に資金を用意して計画通りに物事を進めているつもりでも、重要なことを見過ごしていれば失敗に終わることがありますし、思わぬところでミスする可能性もあります。

では、そうしたリスクを最小限に抑えるためにはどんなことが必要なのでしょうか?また、ありがちな失敗やミスとしてはどんなことが考えられるのでしょうか?

目次
  1. 開業前後にありがちな失敗やミスとその対処法
    1. 開業地の選定ミス
      1. 【予防するには?】
    2. 開業までのスケジュール管理がおざなり
      1. 【予防するには?】
    3. 資金管理がおざなり
      1. 【予防するには?】
    4. 集患対策をとっていない
      1. 【予防するには?】
    5. スタッフに問題がある or スタッフと一致団結できていない
      1. 【予防するには?】
    6. 患者とのコミュニケーション不足、医療ミスなどで評価が落ちる
      1. 【予防するには?】
    7. 経営の知識不足、コンサルタントに任せすぎ
      1. 【予防するには?】
    8. 経営戦略を立てていない
      1. 【予防するには?】
  2. 失敗やミスを100%防ぐことは難しい

開業前後にありがちな失敗やミスとその対処法

まずは、クリニック開業の一連の流れのなかでありがちな失敗やミスにはどのようなものがあるのかを見ていきましょう。

開業地の選定ミス

どれだけいい機器をそろえていて、どれだけいい診療を行うクリニックであっても、交通が不便な立地であれば患者からは選ばれにくいです。

開業地の選定は、クリニック開業の成功/失敗を左右する最たる要素。また、ミスすると取り返しがつかないので最大限注意を払いたいところです。

【予防するには?】

診療圏調査の実施が必須です。開業候補地ごとに、どのくらいの患者が見込めるかを入念に調べましょう。

また、「現状での見込み患者数」だけでなく、近い将来、そのエリアの都市開発などが予定されているかどうかをチェックすることも大切。予定されているなら、人の流れが変わる可能性もあります。

開発の予定があるかどうかは、市町村の役所に問い合わせるなどして確認しましょう。

開業までのスケジュール管理がおざなり

内装工事をはじめとする開業前の工程が後ろ倒しになると、開業の告知のためのチラシなどの準備も思うように進められません。また、事業計画通りに進んでいないと、銀行などの融資先からネガティブな印象を持たれることもあるでしょう。

【予防するには?】

クリニックのコンセプトが固まった時点で、各分野の専門家に相談して、スケジューリングにも参加してもらいましょう。

資金管理がおざなり

クリニックを開業しても、患者に来院してもらえなければ経営は軌道に乗りません。その可能性を考えず、十分な運転資金を用意していなければ、金銭的に苦難に陥りやすいでしょう。

また、機器の導入に必要以上にお金をかけることも失敗の原因となりがちです。

【予防するには?】

運転資金は、最低でも6か月分は用意しておきましょう。1年分用意しておけるとさらに安心です。

機器によっては、購入後にすぐに改良されたものが発売されることもありえるので、買い取りではなくリースを選択するのも一手。とくに、最新機器であることが重要な意味を成す美容系クリニックにとっては重大な選択です。

集患対策をとっていない

昨今、ホームページを開設していなかったり、開設していても情報を更新していなかったりすると、新規顧客は期待できなくなってきています。インターネットの世界は日々変わり続けており、戦略も多彩。新たに力を入れる競合もどんどん出てくるでしょう。

そのため「うちは診療に自信があるから」の自負があっても、腕の良さを知ってもらう努力や工夫がなければ、集患につながらなくなってしまうこともあるのです。

【予防するには?】

最低限、ホームページの作成とGoogleビジネスプロフィールへの登録は済ませておきたいところです。また、腕の良さを実感した患者が口コミによって広めてくれるよう、口コミ対策を取っておくことも大切です。

スタッフに問題がある or スタッフと一致団結できていない

スタッフ採用にじっくりと時間をかけられなかったり、面接でよしあしを見抜けなかったりすると、その後の業務に支障が出る場合があります。

スピーディに進まなかったりミスがあったりすると、患者からのクレームも大きくなりますし、スタッフ同士の仲が悪ければ、クリニック全体で同じ方向を向いて理想の医療を目指せません。

【予防するには?】

ミスマッチが起こらないよう、どんな人物を求めているのかをきちんと記した求人票を用意することが大切です。

また、採用面接に筆記試験を取り入れるなどして、客観的な目線でも評価できるよう工夫しましょう。採用後、スタッフに不満が募ることもトラブルの原因となりえるので、定期的に面談の時間を持つなど工夫するといいでしょう。

スタッフの教育にも時間を割きましょう。

患者とのコミュニケーション不足、医療ミスなどで評価が落ちる

患者から悪い評価が書きこまれる大きな要因は、患者とのコミュニケーション不足です。

ありがちなのが、患者の言いたいことを聞かずに、一方的に診察を終わらせてしまうケース。時間に追われていた勤務医時代のやりかたから脱却できず、説明に十分に時間をかけず、ベルトコンベア式に診療していると、googleの口コミやその他口コミサイトに悪評を書かれてしまうことがあります。

【予防するには?】

診察のクオリティを上げるために、問診システムの精度を上げるなどして、事前に患者の症状をある程度見極められる体制を整えましょう。1人ひとりに対して適切な診察時間を確保したり、余裕を持ったコミュニケーションを心がけたりすることも必要です。

診療に十分な時間を割くためにはも、医師が自ら行わなくてもよい作業はスタッフや外部業者に任せ、電子カルテなどのツールを活用して作業を時短することが役立ちます。

また、開業からしばらくはオペレーションに慣れていないこともあり、1つひとつの業務に追われがちなので、それを見越してスケジュールを立てて、診察フローの練習をする時間を持つことも大切です。

経営の知識不足、コンサルタントに任せすぎ

開業医は医師であると同時に経営者でもあります。しかしなかには、経営について考えることや勉強することが苦手という人もいるでしょう。

そのため、コンサルの言うままに経営を進めていった結果、資金繰りがうまくいかなくなるなどして赤字に追い込まれてしまうことがあり得ます。コンサルが必ずしも悪いというわけではありませんが、なかには悪徳業者もいるので注意が必要です。

【予防するには?】

最低限の経営知識は身に着けておきたいところです。これまでまったく勉強してこなかったために知識がゼロでも、最近は経営分析ツールが備わった電子カルテなどもあるので、知識習得は難しくありません。

また、それでも足りないぶんをしっかり補いたいなら、事務長を雇うという手もあります。そのほか、税理士などの専門家と密に連絡を取り合って細かなことも相談をすることも大切です。

経営戦略を立てていない

競合との差別化について考えることなく、単に自らの診療科の範囲内の患者を診続けているだけでは、仮に最初のころは絶えることなく患者が訪れていたとしても、強力な競合が現れた途端に閑古鳥が鳴き始めることもあるでしょう。

【予防するには?】

自院の強みや弱み、競合の強みや弱みなどを書き出して、何を売りにして、何を改善していけばいいのかを見極めましょう。

また、自分はどんな医者になりたかったのか、どんな医療を提供したいと考えていたのか。初心にかえって自らを内省することからはじめて、一から経営戦略を立て直すのもありかもしれません。

失敗やミスを100%防ぐことは難しい

クリニック開業および経営に関わらず、どんなことでも、失敗やミスを100%防ぐことはできません。しかし、失敗やミスを最小限に減らすための努力はできます。

また、「自分は絶対に失敗しない」という考えは危険だということも覚えておきたいところ。

どれだけ準備に時間をかけて気を付けていても失敗やミスは起こりえるものなので、「絶対にしない」ではなく、失敗やミスが起きたときにどう対処していくかを考えることも大切です。

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執筆 コラム配信 | クリニック開業ナビ

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