この記事の結論(要点)
- 整体・整骨院(接骨院)で健康保険が使えるのは、急性のケガに限られる。
- 保険適用の対象は「骨折・脱臼・打撲・捻挫・挫傷(肉離れ等)」の5種類が基本。
- 慢性的な肩こり・腰痛・疲労回復・リラクゼーション目的は保険適用外(自費)。
- 不正請求や同一部位への二重徴収は「受領委任」の取扱い中止など重大なペナルティにつながる。
- ルールを遵守し、保険と自費を適切に切り分けて組み合わせることが、健全な院経営のポイント。
クラウド型電子カルテ「CLIUS」
クラウド型電子カルテ「CLIUS」は、予約・問診・オンライン診療・経営分析まで一元化できる機能を備えています。効率化を徹底追求し、直感的にサクサク操作できる「圧倒的な使いやすさ」が、カルテ入力業務のストレスから解放します。
詳しい内容を知りたい方は下記フォームからお問い合わせください。
そもそも「整体」と「整骨院」は保険の扱いが違う
まず前提として、施術所の種類によって保険が使えるかどうかが根本的に異なる。ここを混同すると誤解が生じやすい。
| 施術所 | 施術者 | 健康保険 |
|---|---|---|
| 整骨院・接骨院 | 柔道整復師(国家資格) | 条件を満たせば適用可 |
| 整体院・リラクゼーション | 民間資格・無資格を含む | 原則として適用外(全額自費) |
いわゆる「整体」は、国家資格を必要としない施術であることが多く、健康保険の対象外となる。一方、柔道整復師が施術する整骨院・接骨院では、一定の条件を満たした場合に健康保険(療養費)が使える。以下では、この「保険が使える整骨院・接骨院」のケースを中心に解説する。
クラウド型電子カルテ「CLIUS」
クラウド型電子カルテ「CLIUS」は、予約・問診・オンライン診療・経営分析まで一元化できる機能を備えています。効率化を徹底追求し、直感的にサクサク操作できる「圧倒的な使いやすさ」が、カルテ入力業務のストレスから解放します。
詳しい内容を知りたい方は下記フォームからお問い合わせください。
保険適用になる5つの症状
整骨院・接骨院で健康保険の対象となるのは、急性・亜急性の外傷性のケガに限られる。具体的には次の5種類だ。
- 骨折 —— 骨が折れた状態
- 脱臼 —— 関節が外れた状態
- 打撲 —— 打ち身
- 捻挫 —— 関節をひねって靭帯などを痛めた状態
- 挫傷(ざしょう) —— いわゆる肉離れなど、筋肉を痛めた状態
これらが保険適用となるのは、「原因のはっきりした、急性のケガ(負傷)」だからだ。日常のどの場面で、どのように痛めたのかが明確なケガが対象になる。
また、一回の大きな外力による急性のケガだけでなく、日常の繰り返し動作や不自然な体勢によって筋肉・腱に微細な損傷が積み重なる「亜急性外傷」も保険の対象となる。
ただし、いずれの場合も施術録(カルテ)に「いつ・どこで・どのような体勢で負傷したか」という明確な負傷原因を記録しておくことが不可欠だ。負傷原因が曖昧な場合、保険者照会(保険者から患者への受診内容確認)の段階で保険適用が否認される原因となる。
注意:骨折・脱臼については、応急手当を除き、原則として医師の同意が必要となる。
クラウド型電子カルテ「CLIUS」
クラウド型電子カルテ「CLIUS」は、予約・問診・オンライン診療・経営分析まで一元化できる機能を備えています。効率化を徹底追求し、直感的にサクサク操作できる「圧倒的な使いやすさ」が、カルテ入力業務のストレスから解放します。
詳しい内容を知りたい方は下記フォームからお問い合わせください。
保険適用にならないケース
一方、次のようなものは健康保険の対象外で、全額自費となる。
- 慢性的な肩こり・腰痛・首の痛み(明確な負傷原因がないもの)
- 日常の疲れ・だるさの回復目的
- リラクゼーション・マッサージ目的の施術
- 病気(神経痛、リウマチ、関節症など)が原因の痛み
- スポーツ後の単なる筋肉疲労のケア
ポイントは、「急性のケガ」かどうかだ。「なんとなく痛い」「疲れが溜まっている」といった慢性症状は、健康保険の守備範囲ではない。これらは自費メニューとして提供するのが正しい扱いになる。
クラウド型電子カルテ「CLIUS」
クラウド型電子カルテ「CLIUS」は、予約・問診・オンライン診療・経営分析まで一元化できる機能を備えています。効率化を徹底追求し、直感的にサクサク操作できる「圧倒的な使いやすさ」が、カルテ入力業務のストレスから解放します。
詳しい内容を知りたい方は下記フォームからお問い合わせください。
不正請求のリスクと重いペナルティ
ここで、院を運営する側が絶対に避けなければならないのが不正請求だ。
たとえば、実際は慢性的な肩こりであるにもかかわらず「捻挫」として保険請求する、負傷部位や回数を水増しして請求する——こうした行為は不正請求にあたる。
整骨院・接骨院の保険請求は、患者に代わって施術所が保険者へ請求する「受領委任」という仕組みで成り立っている。不正が発覚すると、この受領委任の取扱いが中止(取消)され、事実上、保険を扱えなくなる。さらに、返還金の請求や、悪質な場合は刑事責任を問われることもある。
「うっかり」では済まされない。保険適用の要件を正しく理解し、適正に請求することが、院を守る大前提となる。
クラウド型電子カルテ「CLIUS」
クラウド型電子カルテ「CLIUS」は、予約・問診・オンライン診療・経営分析まで一元化できる機能を備えています。効率化を徹底追求し、直感的にサクサク操作できる「圧倒的な使いやすさ」が、カルテ入力業務のストレスから解放します。
詳しい内容を知りたい方は下記フォームからお問い合わせください。
健康保険以外に使える保険
急性のケガであっても、状況によっては健康保険ではなく別の保険を使うケースがある。
労災保険(労働者災害補償保険)
仕事中や通勤中のケガは、健康保険ではなく労災保険の対象となる。業務・通勤に起因する負傷は、原則として労災で扱う点に注意が必要だ。
自賠責保険
交通事故によるケガは、加害者側の自賠責保険(自動車損害賠償責任保険)が適用される。健康保険を使うこともできるが、手続きが異なるため、事故の状況を正確に確認することが重要だ。
クラウド型電子カルテ「CLIUS」
クラウド型電子カルテ「CLIUS」は、予約・問診・オンライン診療・経営分析まで一元化できる機能を備えています。効率化を徹底追求し、直感的にサクサク操作できる「圧倒的な使いやすさ」が、カルテ入力業務のストレスから解放します。
詳しい内容を知りたい方は下記フォームからお問い合わせください。
保険診療と自費を組み合わせた院経営とコンプライアンス
保険が使えるのは急性のケガに限られる以上、保険診療だけに依存した経営には限界がある。慢性症状のケアやコンディショニングを求める患者のニーズに応えるため、自費メニューの導入は極めて有効だ。
ただし、保険診療と自費メニューを組み合わせる際は、次のコンプライアンスルールを厳格に遵守しなければならない。
- 同一部位に対する二重請求の禁止:保険適用となっている負傷部位に対して、同日に別途「自費施術代」として費用を上乗せ・徴収することは原則認められない。自費は「保険適用外の別部位・別症状」または「完全自費での施術」として明確に分ける必要がある。
- 一部負担金の適正な徴収:保険診療における患者の窓口負担(1〜3割)を割引・免除することは禁止されている。定められた一部負担金は必ず満額徴収しなければならない。
急性のケガは保険で確実に対応し、慢性症状や全身の予防ケアは完全に独立した自費メニューとして提供する——この適切な切り分けが、適正な院運営と経営安定を両立させる鍵となる。
クラウド型電子カルテ「CLIUS」
クラウド型電子カルテ「CLIUS」は、予約・問診・オンライン診療・経営分析まで一元化できる機能を備えています。効率化を徹底追求し、直感的にサクサク操作できる「圧倒的な使いやすさ」が、カルテ入力業務のストレスから解放します。
詳しい内容を知りたい方は下記フォームからお問い合わせください。
まとめ
整骨院・接骨院で健康保険が使えるのは、骨折・脱臼・打撲・捻挫・挫傷という急性のケガに限られる。慢性的な肩こりや腰痛、リラクゼーション目的は保険適用外だ。要件を誤って請求すると、受領委任の取消など重いペナルティにつながる。
保険のルールを正しく理解し、適正な請求を徹底したうえで、自費メニューを適切に組み合わさる。それが、患者にとっても院にとっても納得のいく施術所運営につながる。
クラウド型電子カルテ「CLIUS」
クラウド型電子カルテ「CLIUS」は、予約・問診・オンライン診療・経営分析まで一元化できる機能を備えています。効率化を徹底追求し、直感的にサクサク操作できる「圧倒的な使いやすさ」が、カルテ入力業務のストレスから解放します。
詳しい内容を知りたい方は下記フォームからお問い合わせください。
免責事項
本記事は一般的な情報提供を目的とし、個別の保険請求・制度運用の可否を保証するものではありません。療養費の取扱いは制度改定があり得るため、実際の請求にあたっては、必ず厚生労働省の最新通知および保険者の指示をご確認ください。
特徴
その他特徴
対応業務
診療科目
特徴
対応業務
その他の業務
診療科目
特徴
対応業務
その他の業務
診療科目
この記事は、時点の情報を元に作成しています。
執筆 CLIUS(クリアス )
クラウド型電子カルテCLIUS(クリアス)を2018年より提供。
機器連携、検体検査連携はクラウド型電子カルテでトップクラス。最小限のコスト(初期費用0円〜)で効率的なカルテ運用・診療の実現を目指している。
他の関連記事はこちら

