美容クリニックの内装デザインで重視すべきポイントは?

クリニック開業時には、考えなければいけないことがたくさんあります。導入する機器、どんな人材を採用したいのか、予算はいくらまでにおさえたいのか……などと挙げていくと、枚挙にいとまがありません。

そのうちのひとつが内装デザインですが、美容クリニックの内装デザインを考えるうえでは、どんなことを考えたらいいのでしょうか?早速みていきましょう。

目次
  1. 清潔感
  2. 安心感
  3. プライバシー保護
  4. ブランドイメージ
    1. 非日常感
    2. 信頼感
    3. 洗練
  5. デザイン会社を選ぶ際の注意点

清潔感

美容クリニックの理想のデザインは、各クリニックのコンセプトや目指す方向性によってことなります。ただし、どのクリニックにも共通して不可欠なのが「清潔感」です。


美容クリニックに限ったことではなく、診療科問わずどのクリニックに関してもいえることですが、衛生面を考えても、施術や処置を受けているときの気分を考えても、清潔でなければはじまりません。

では、「清潔」の基準としては、掃除が行き届いていることはいうまでもなく、

  • 「インテリアがごちゃごちゃしていて目にうるさくない」
  • 「カラーバランスが悪く、必要以上に暗くみえたりすることがない」

といった要素もとても大切。ファッションをイメージしたらわかりやすいですが、どんなにきちんと洗濯している服であっても、組み合わせや着方によっては、だらしなく不潔に見えてしまいます。

 

安心感

清潔感同様に大切なのが「安心感」です。美容クリニックを訪れる人のほとんどが、少なからず不安な気持ちを抱いているものです。


「ぼったくられたらどうしよう」「施術に失敗されたらどうしよう」といった不安はもちろん、患者のなかには、自分の容姿に自信がない人も多いため、「肌が汚いことを笑われたらどうしよう」「施術しても一緒と思われたらどうしよう」という不安を抱いている人もいます。


そのため、安心感を与える色味を基調とした内装にするなど、色や素材の効果を意識してデザインを考えていくことが大切です。

 

プライバシー保護

美容クリニックの患者のなかには、美容に関する処置や施術を受けていることを知られたくないと思っている人が一定数います。特に、美容皮膚科ではなく美容外科の場合はそう。
脱毛や美容点滴を受けることは、いまや一般的であるため、それを隠したいと思う人は多くないでしょう。しかし、整形や脂肪吸引に関しては、ほとんどの人が「知られたくない」と思うものです。


そのため、とりわけ外科的な処置を行うクリニックの場合は、患者が外の患者と極力遭遇することがないような導線について考えることが大切です。完全予約制にすることなどももちろん有効ですが、たとえば入口から中が見えにくいように設計することなども考えたほうがいいでしょう。

 

ブランドイメージ

美容クリニックにとっての理想のデザインは、各クリニックのコンセプトによりけりであることは前述しましたが、具体的には、“クリニックが設定するペルソナに喜んでもらえるデザイン”を考えると、イメージがまとまりやすいでしょう。

非日常感

たとえば、再生医療に力を入れて、エイジングケアに特化したサービスをメインで提供しているなら、最先端の治療を受けているハリウッド女優などに憧れる患者、または年齢層が高めの患者が多いと考えられます。そのため、「特別な施術を受けている」という満足感を強く感じられる、ホテルライク、ラグジュアリーな内装が望ましいでしょう。

信頼感

再生医療やマシンを使った施術は比較的リラックスして受けることができますが、整形や脂肪吸引などの外科的処置を受ける患者はそうはいきません。そうした患者の不安を緩和するためには、医師の腕の高さを象徴するようなデザインが望ましいといえるでしょう。

具体的には、「先進医療>美容」「高度な外科手術を行うクリニック」というイメージのデザインに近づけたほうが、患者から信頼してもらいやすいでしょう。

洗練

美容皮膚科寄りの美容クリニックに関しては、高級感や信頼感よりも、「続けられる価格」を重視して通っている患者も多いです。しかし、だからといって内装デザインにこだわらなくていいわけではありません。

気軽に続けられる価格の施術であっても、洗練された空間で受けたいのが女心です。ただし、高級感溢れるホテルというより、「おしゃれな美容室」を訪れたような感覚を味わえたらそれでOK!

また、“メンテナンス”と称して美容クリニックに通う女性のなかには、「自分は元がいいから整形や脂肪吸引などは必要ない。単にメンテナンス、エチケットとして通っている」と思っている人も一定数います。

この“メンテナンス”という言葉は、美容クリニックで施術を受けていることを発信する芸能人のSNSでもよく見かけられますが、ここに移り込んでいる内装デザインに高級感がありすぎると逆に嫌味になってしまいます。本人たちもそれをよくわかっていますし、そうした投稿を見ている女性たちも、おしゃれな美容室のようなデザインが“ほどよい”と考えています。

 

デザイン会社を選ぶ際の注意点

美容クリニックの内装デザインの発注先を選ぶ際は、各業者が過去に手掛けた内装デザインの事例集を見せてもらうことが大切です。クリニックの内装を専門に行っていても、そのなかで美容クリニックの事例は少ない業者もあります。

もちろん、事例数によってすべてが決まるわけではありません。しかし、少なくともこれまでに手掛けたものが自院のイメージとかけ離れている場合には、納得のデザインに仕上がらない可能性が高いので、妥協することなく何社も当たってみてくださいね。

人に伝えたくなる医療福祉施設創り 口コミで広げたい居心地の良い空間作りのプロフェッショナル

特徴

・来院された方が家族やお知り合いに話したくなるクリニック創り ・ドクターやスタッフがより良い医療を提供できる働きやすいクリニック創り ・オリジナリティーあふれるクリニック創り ・災害に強く、安心・居心地の良いクリニック創り ・自社の作品に固執せず現状に満足しないこと

職種

設計事務所

依頼内容

店舗設計 店舗デザイン 内装施工 インテリアコーディネート

建築内容

診療所

診療科目

内科、精神科、神経科、神経内科、呼吸器科、消化器科、、循環器科、小児科、外科、整形外科、形成外科、美容外科、脳神経外科、呼吸器外科、心臓血管科、小児外科、皮膚泌尿器科、皮膚科、泌尿器科、性病科、肛門科、産婦人科、産科、婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、気管食道科、放射線科、麻酔科、心療内科、アレルギー科、リウマチ科、リハビリテーション科、、、、
クリニックの内装の設計・施工を自社で行い、コンサル業務と連携し無駄をなくしたクリニック創り

特徴

・小規模開業  小規模な開業を成功させるノウハウのある処が、他社との違いです。小規模なテナントで開業したり、初期費用やランニングコストを抑えて借り入れを少なくするなどして、無理のない資金計画をご提案します。 ・女性医師の開業  近年は女性医師の開業支援に力を入れ、開業実績の半数以上が女医さんです。特に、子育て中の女性医師など、勤務時間に制約がある先生のサポートも多く行っております。ご自身のライフスタイルにあった開業を実現するための、無理のない開業スタイルをご提案します。現在、無料開業相談(オンライン相談)を実施しておりますので、お気軽にご相談下さい。

建築内容

一般住宅 一軒家 大型店舗 商用ビル 小型店舗 ショップ 事務所 オフィスビル 診療所 歯科医院

依頼内容

建築設計 デザイン 工事 消防手続き 行政手続き 店舗設計 店舗デザイン 内装施工

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設計事務所

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内科、精神科、神経科、神経内科、呼吸器科、消化器科、、循環器科、小児科、外科、整形外科、形成外科、美容外科、脳神経外科、呼吸器外科、心臓血管科、小児外科、皮膚泌尿器科、皮膚科、泌尿器科、性病科、肛門科、産婦人科、産科、婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、気管食道科、放射線科、麻酔科、心療内科、アレルギー科、リウマチ科、リハビリテーション科、、、、
事業化計画をもとにブランディングを意識した施設内の内装や外装のデザインの設計

特徴

弊所は土佐堀川に面している中之島のリバーサイドビルで活動しております空間デザインオフィスです。施設内の内装や外装のデザインの提供をしております。 ◇商業・医療施設全般  店内レイアウト・家具の提案、内外装の選定、看板・ロゴ・販促物の提案  ※飲食店・クリニック・オフィス・薬局・美容・フィットネス・クラフトビール工場等  ◇古民家・ビルのリノべーション  住宅等のレイアウト変更、資産価値の向上提案、長寿命化提案  ※古民家を商業・医療施設等に変更する提案にも対応しております。

建築内容

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依頼内容

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診療科目

内科、精神科、神経科、神経内科、呼吸器科、消化器科、、循環器科、小児科、外科、整形外科、形成外科、美容外科、脳神経外科、呼吸器外科、心臓血管科、小児外科、皮膚泌尿器科、皮膚科、泌尿器科、性病科、肛門科、産婦人科、産科、婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、気管食道科、放射線科、麻酔科、心療内科、アレルギー科、リウマチ科、リハビリテーション科

執筆 CLIUS(クリアス )

クラウド型電子カルテCLIUS(クリアス)を2018年より提供。
機器連携、検体検査連携はクラウド型電子カルテでトップクラス。最小限のコスト(初期費用0円〜)で効率的なカルテ運用・診療の実現を目指している。


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