クリニックが採用に困らないためにはどうすればいい?

いい人材がなかなか見つからず、見つかってもすぐに辞められてしまうクリニックと、常にいい人材が働いていて、万が一辞められてもすぐに次が見付かるクリニック。

二者の間にはどのような違いがあるのでしょうか?後者のタイプが心がけていることを中心に紹介していきます。

目次
  1. 採用に困らないクリニックが労務に関して工夫していることは?
    1. SNSを使いこなしている
    2. 採用基準が明確になっている
    3. 人材の情報を蓄えている
    4. 働き方に選択肢がある
    5. 口コミ対策が万全である
    6. 教育制度が整っている
  2. 人材紹介サービスなどを活用するときのコツも抑えておこう!

採用に困らないクリニックが労務に関して工夫していることは?

まずは、採用に困らないクリニックが、労務に関してどんなことを工夫しているのかみていきましょう。

SNSを使いこなしている

普段からSNSを使いこなしていて、多くのフォロワーを抱えているクリニックは、スタッフを募集する際、求人広告に出稿などしなくても、SNSで発信するだけでたくさんの人にスタッフ募集中であることを知ってもらうことができます。

しかも、自院の理念や考え方、今後の方針などについても発信することが多いなら、どんな人材をほっしているのかが自ずと相手に伝わっている可能性が高いため、マッチングしやすいのも大きなメリット。

日ごろから、「このクリニックに欠員が出た場合にはすぐに立候補したい」と思っているフォロワーにフォローしてもらえている場合などは、採用活動に時間もお金もかける必要がありません。

採用基準が明確になっている

多くの場合、求職者は同時に複数の医療機関に応募しています。しかも多くの場合、働く条件や医療機関の立地などによって、第一志望、第二志望などが決まっています。

しかし、複数の求職先の面接結果が同時に届くとは限らないため、結果として面接を受けたすべての医療機関から採用通知をもらえたとしても、最初に連絡をくれたクリニックで働くことに決めてしまう場合があります。

なかには、「仕事先が決まらず悶々としている期間が辛いから、最初に採用連絡をくれたところで働きたい」と最初から考えている人もいますし、合否連絡を待たせることなく、すぐに連絡してきた医療機関に対して好印象を抱く応募者も多いです。

それもあって、募集の段階から採用基準をしっかりと定めておいて、合格ラインに達している人が現れたら、すぐに採用の連絡を入れるようにすれば、先方からも、「こちらこそよろしくお願いします」の返事をもらいやすいといえます。

人材の情報を蓄えている

まず、欠員が出た際に次の候補がすぐに見つかる秘訣のひとつは、「タレントプール」だと考えられます。「タレントプール」とは、有望な人材を意味する「タレント(Talent)」と、貯えを意味する「プール(Pool)」を組み合わせた言葉で、短期的もしくは中長期的に見て、自院の採用候補となる人材の情報を蓄えたデータベースのことを指します。

たとえば、1人分の欠員を埋めるために募集をかけた際、2人以上のいい人材がいたものの、支払える給与の問題もあり、1人しか採用しなかったとして、採用しなかった人の連絡先などを保管しておけば、次に欠員が出た際に、いの一番に声をかけられるというわけです。

もちろん、声をかけたところで、既に他の医療機関に勤めている可能性は高いです。しかし、タレントプールに何人もの情報を貯めているなら、順番に当たってみると、タイミングよく先方も再び求職中であるということはありえます。

働き方に選択肢がある

働き方に選択肢があると、求職者から選ばれやすくなるため、「応募がこない!」という悩みがなくなります。昨今は国が働き方改革を推し進めていることもあり、看護師や医療事務も働き方が多様化しつつあります。

たとえば、子育てや介護を続けながらパート、アルバイトとして働く人もいれば、資格取得のために勉強時間を確保すべく、残業は一切やらない人や、副業・複業を続けながら働いている人もいます。そのため、働き方に選択肢があると、それだけで求職者から選ばれやすくなることは間違いありません。

口コミ対策が万全である

口コミ対策が疎かで、悪い口コミが多いと、それを見た求職者は不安な気持ちになるものですし、応募を躊躇しがちです。

「建物が古い」「駅から遠い」といった類のネガティブな口コミはどうしようもないとはいえ、スタッフの勤務態度や院長の人柄に関しての悪い口コミが多いと、求職者から「このクリニックではうまくやっていけそうにない」と思われて当然です。

そのため、日ごろから、悪い口コミを書かれることがないよう意識して患者と接するだけでなく、ありもしないことを書かれたときなどは、すぐに削除要請するなどの手を打ちましょう。

ただし、つい先日、すぐに対応しないポータルサイト側が訴えられていることが話題となったことなどからもわかる通り、必ずしも真摯に対応してもらえるとは限りません。

対応してもらえなかった場合は、場合によっては、該当の口コミに対してクリニックのアカウントから反論するなどの対応も検討したほうがいいかもしれません。

教育制度が整っている

求職票などで、教育制度が充実していることをアピールすると、未経験でも働く意欲が高い求職者から選ばれやすくなります。

また、働きながら資格取得を目指せる体制が整っている場合などは、「キャリアアップを応援してくれるクリニックのためにもがんばって働きたい」と思ってもらいやすくなります。

人材紹介サービスなどを活用するときのコツも抑えておこう!

今回紹介したコツは、主に自院で求人を出して採用するプロセスにおけるコツですが、人材紹介サービスなどを利用して採用する場合にも、コツを抑えているかどうかで結果が大きく異なってきます。

たとえば、「自院の求める人材像を詳細まで伝えることで、より理想に近い人を紹介してもらう」などもひとつのポイントです。

そのほか、時間の節約のために人材紹介サービスを活用しつつも、時間に余裕がある際はお金の節約のために自院で探したいと考えているなら、利用した人材紹介会社に直接、いい人材をつかまえるためのコツを尋ねることなども視野に入れるといいかもしれません。

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執筆 CLIUS(クリアス )

クラウド型電子カルテCLIUS(クリアス)を2018年より提供。
機器連携、検体検査連携はクラウド型電子カルテでトップクラス。最小限のコスト(初期費用0円〜)で効率的なカルテ運用・診療の実現を目指している。


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