看護師の白衣やナース服は自分で洗う際の注意点は? 理想の洗濯頻度は?

白衣やナース服を清潔に保つことはとても大切。そのため、看護師として働くにあたっては、白衣やナース服のお手入れにも気を配る必要があります。そこで今回は、白衣やナース服を清潔に保つにあたってのポイントや、理想の洗濯頻度などを解説していきます。

目次
  1. 白衣やナース服のお手入れは自分でするもの?
  2. 白衣やナース服を自宅で洗濯するメリット、デメリットは?
    1. 白衣やナース服を自宅で洗濯するメリット
      1. 好きな洗剤や柔軟剤でお手入れできるから気持ちよく着られる
      2. 出したものが戻ってこないなどのトラブルがない
    2. 白衣やナース服を自宅で洗濯するデメリット
      1. 面倒くさい
      2. 菌やウイルスを自宅に持ち帰る可能性がある
      3. 衛生面やニオイが気になる
      4. 血液や薬品などを落すのが大変
  3. 白衣やナース服を自宅で洗う場合の洗濯頻度は?
  4. 白衣やナース服を自宅で洗濯する際のポイントは?
  5. 白衣やナース服についた汚れの落とし方
    1. 血液 汚れ
    2. ボールペン汚れ
    3. 油性インク汚れ
    4. 食べ物の染み
    5. 汗染み
  6. 洗濯が楽になる白衣やナース服を選ぶことも大切なポイント

白衣やナース服のお手入れは自分でするもの?

まず気になるのが、白衣やナース服のお手入れを職場に任せていいのか、自分でやるべきなのかということです。結論からいうと、医療機関や施設によってさまざまですが、規模の大きい病院は、職場が業者と契約していて、週に2回程度のペースでクリーニングに出しているケースが多いようです。職場でクリーニングに出している場合、原則、ユニフォームの持ち帰りは禁止されています。

一方、クリニックや訪問看護ステーションなどの場合、院内に設置されているスタッフ用の洗濯機を使って自分で洗うか、もしくは自宅に持ち帰って自分で洗うかというパターンが多いようです。

白衣やナース服を自宅で洗濯するメリット、デメリットは?

続いては、白衣やナース服を自宅で洗濯するメリット、デメリットをみていきます。

看護師専門転職サービス「CLIUS看護」

看護師専門転職サービス「CLIUS看護」は、電子カルテ「CLIUS」を手掛ける株式会社Donutsだからこそのネットワークを通じて、希望に応じた非公開求人をご紹介しています。「シフトに融通が欲しい」「給与はこれぐらいほしい」など、まずはお気軽にご希望をお聞かせください。

詳しい内容を知りたい方は下記フォームからお問い合わせください。

白衣やナース服を自宅で洗濯するメリット

まずはメリットから。

好きな洗剤や柔軟剤でお手入れできるから気持ちよく着られる

白衣やナース服を自宅で洗濯するメリットは、好きな洗剤や柔軟剤でお手入れできることです。ただし、香りが強い洗剤や柔軟剤は患者から嫌がられる可能性が高いのでご法度。できるだけ無香料のものにして、こだわるなら、汚れ落ちや仕上がりのやわらかさにこだわりましょう。

出したものが戻ってこないなどのトラブルがない

職場でクリーニングに出す場合、大勢のものをまとめて出すためか、白衣やナース服が戻ってこないトラブルに見舞われたことがあるという人もいるようです。その点、自宅に持ち帰ったものがなくなることはまずないでしょう。

白衣やナース服を自宅で洗濯するデメリット

デメリットに関してはいくつかあります。

面倒くさい

洗濯したり干したりするのが嫌いもしくは苦手な人にとっては、私服以外に仕事着も洗わなければならないとなるとうんざりかもしれません。梅雨時期であれば、生乾き状態になり、結果的に二度洗わなくてはならなくなることもあります。

菌やウイルスを自宅に持ち帰る可能性がある

マスクなどでしっかりガードしていても、患者から菌やウイルスをもらってしまう可能性はゼロではありません。特に、感染疾患の患者が多いクリニックで働いている場合などは、絶対に自宅には持ち帰らず院内の洗濯機で洗うという人が多いはず。

衛生面やニオイが気になる

おむつ交換や入浴介助もおこなうことが多い場合などは、衛生面もニオイも気になるかもしれません。また、排泄物などからの感染のリスクも考えられます。

血液や薬品などを落すのが大変

血液や薬品などが付着した場合、洗濯機に洗う前に適切な処置をしなければ、繊維に色が残ってしまいます。

白衣やナース服を自宅で洗う場合の洗濯頻度は?

白衣やナース服を自宅で洗う場合の洗濯頻度は、理想としては毎日です。理由としては、特段汗をかいたり汚れたりしていないとしても、前述の通り、菌やウイルスなどが付着している可能性があるからです。そのため、院内感染のリスクを防ぐという意味でも、毎日の洗濯が理想といえます。

訪問看護ステーションで働いていて一日に何軒ものお宅を回る場合は、理想というより、“必ず”毎日洗いたいところです。

一方、精神科や美容皮膚科など、肉体的疾患にかかっている患者が訪れることが基本的にはないクリニックであれば、数日置きの洗濯でも問題ない場合もあります。ただし、あくまでも理想は毎日。とはいえ、仕事から帰って毎晩洗濯機を回すのは大変なので、1着で回し続けることはおすすめできません。最低でも2着は用意しておきたいですし、訪問看護ステーション勤務の場合などは3枚以上のほうが安心です。

白衣やナース服を自宅で洗濯する際のポイントは?

先に述べた通り、白衣やナース服を自分で洗濯しなければならない場合、菌やウイルスの感染やニオイ、衛生面が気になっている人はとても多いです。では、この問題点をクリアするためにはどうすればいいかというと、「クリニックから持ち帰る際、除菌スプレーを振りかけてから持ち帰り用の袋に入れる」「洗濯機に入れる前に一度漂白剤に漬ける」「私物とは別にして洗濯機を回す」などの工夫をしている人が多いようです。

洗濯機に入れる前に漬け置きする場合は、漬け置き時間は30分~1時間程度、お湯の温度は40度以下を心がけましょう。漬け置き時間が長すぎたり、お湯の温度が高すぎたりすると、生地が傷む原因となりやすい ので注意してください。

白衣やナース服についた汚れの落とし方

続いては、白衣やナース服に、洗濯機で回すだけでは落ちない汚れが付いた場合の対処法をみていきます。

血液 汚れ

白衣やナース服に血液が付いた場合、付いてすぐであれば水のみで落とせます。仕事中に血液が付着したことに気づいた場合、その場でその部分だけ水洗いすることをおすすめします。ポイントは水またはぬるま湯で洗うこと。お湯の温度が高すぎると、血液中のたんぱく質が固まってしまうため、落ちにくくなります。

胸元などに付着して着たまま洗えない場合は、帰宅してからの処置で問題ありません。その場合、血液汚れ部分に食器用洗剤(中性洗剤)をつけてやさしく揉み洗いするか、綿棒などを使って叩くように洗います。

これでも落ちない場合は、食器用ではなく住宅用洗剤(弱アルカリ性洗剤)で揉み洗いするとよく落ちますが、色が付いた生地の場合、色落ちの心配もあるので、生地の具合を確認しながら作業しましょう。

ボールペン汚れ

白衣やナース服にボールペンの汚れが付いた場合、水性インクやゲルであれば、水で予洗いしただけでも落ちる場合があります。落ちにくい場合は、石鹸や中性洗剤でやさしく揉み洗いするか、汚れた部分に中性洗剤をかけて歯ブラシでやさしく叩くなどしたあと、洗濯機でいつも通り洗いましょう。

油性インク汚れ

油性インクの場合は、中性洗剤などでは落ちにくいので、汚れた部分に消毒用エタノールをたっぷりかけて汚れを浮かせるか、除光液やクレンジングオイルなどを使うと落ちやすくなります。消毒用エタノールであれば院内には通常完備されているはずなので、白衣やナース服を持ち帰る前に院内で処置しておくと後が楽です。ただし、広範囲にわたって汚してしまい、大量に使いたい場合などはクリニックに許可を得たほうがいいかもしれません。

食べ物の染み

食事介助などで食べ物の染みが付いた場合は、まず、汚れを落としたい部分を水で濡らして中性洗剤を数的垂らしで、歯ブラシでこすり洗いするか揉み洗いします。ある程度汚れが落ちたら、汚れ部分に漂白剤をつけてから洗濯機で洗うとよく落ちるでしょう。

汗染み

白衣もしくは薄い色のナース服の場合、長く着用していると汗染みが目立ってくることがあります。その場合、洗濯機で回す前に衣類を漬け置きすると汚れが落ちやすくなります。最近は、ガンコな汚れを落とせるだけでなく、除菌や消臭も一括できる酵素系漂白剤なども市販 されているので、ドラッグストアで気になるものを見つけるのも一手です。

洗濯が楽になる白衣やナース服を選ぶことも大切なポイント

白衣やナース服を自分で選ぶことができる場合は、簡単にお手入れできることを条件に選ぶことも重要です。医療用品の通販サイトでも、防汚加工が施されているものや吸水速乾性の高いものは豊富にそろっているので、デザインも気に入るものがきっと見つかるはずですよ。

Mac・Windows・iPadで自由に操作、マニュア ルいらずで最短クリック数で診療効率アップ

特徴

1.使いやすさを追求したUI・UX ・ゲーム事業で培って来た視認性・操作性を追求したシンプルな画面設計 ・必要な情報のみ瞬時に呼び出すことが出来るため、診療中のストレスを軽減 2.診療中の工数削減 ・AIによる自動学習機能、セット作成機能、クイック登録機能等 ・カルテ入力時間の大幅削減による患者様と向き合う時間を増加 3.予約機能・グループ医院管理機能による経営サポート ・電子カルテ内の予約システムとの連動、グループ医院管理機能を活用することにより経営サポート実現 ・さらにオンライン診療の搭載による効率的・効果的な診療体制実現

対象規模

無床クリニック向け 在宅向け

オプション機能

オンライン診療 予約システム モバイル端末 タブレット対応 WEB予約

提供形態

サービス クラウド SaaS 分離型

診療科目

内科、精神科、神経科、神経内科、呼吸器科、消化器科、、循環器科、小児科、外科、整形外科、形成外科、美容外科、脳神経外科、呼吸器外科、心臓血管科、小児外科、皮膚泌尿器科、皮膚科、泌尿器科、性病科、肛門科、産婦人科、産科、婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、気管食道科、放射線科、麻酔科、心療内科、アレルギー科、リウマチ科、リハビリテーション科、、、、