看護師として働く中で、業界特有の用語や略語を使う機会は多いですよね。これらを知らないと現場で困ることも少なくありません。
そこで、現役看護師へのアンケート調査を実施し、「知らないとヤバい」と思う用語をランキング形式でまとめました。
この記事では、それぞれの用語の意味や語源、実際の使用場面について詳しく解説します!これから看護師を目指す方や転職を考えている方にも役立つ内容です。
1位:ステる
今回のランキングで最も回答が多かったのは、「ステる」です。
意味:「患者さんが亡くなってしまった」ことを指します。
語源:ドイツ語で「死亡」を意味する「Sterben(ステルベン)」
2位:タキる
2位にランクインしたのは、「タキる」です。
意味:心拍数が通常より速いこと、「頻脈」を意味します。
語源:英語で頻脈を意味する「タキカルディア(Tachycardia)」
3位:DM
3位は「DM」でした。
意味:糖尿病のこと
語源:英語で糖尿病を指す「Diabetes Mellitus(ダイアビーティス メライタス)」の略語です。
4位:デク(デクビ)
4位には「デク(デクビ)」が選ばれました。
意味:「褥瘡(じょくそう)」、つまり床ずれを指します。
語源:ドイツ語で褥瘡を意味する「Decubitus(デクビトス)」の略です。
その他の重要用語
その他、同率でランクインした用語を以下に紹介します。
ウロ
意味:泌尿器科のことを指します。
語源:ドイツ語で泌尿器科を意味する「Urology(ユーロロジー)」が由来です。
CPR
意味:心肺蘇生法のことを指します。
語源:英語で心肺蘇生を意味する「Cardiopulmonary Resuscitation(カーディオ バルモナリー レ サーシテーション)」の頭文字をとっています。
IC
意味:患者さんに対し、病気の状況や現在の状態、またその治療法などを説明し、納得・同意したうえで行っていくことを指します。
語源:英語で「情報に基づいた同意」を意味する「Informed Consent(インフォームドコンセント)」の頭文字を取っています。
アレスト
意味:心停止のことを指します。
語源:英語で「機能の停止」心停止をなどを意味する「Arrest(アレスト)」から。
まとめ
看護師の現場では、専門用語や略語が飛び交うため、これらを理解し、適切に使いこなすことが重要です。今回紹介したランキングは、実際に現場で使用頻度が高いものばかり。
これらを押さえておくことで、患者ケアの質向上だけでなく、スムーズなコミュニケーションにも役立つでしょう。ぜひ、これを機に用語を覚えて、自信を持って現場で活躍してください!
この記事は、2024年11月時点の情報を元に作成しています。