
「患者さんや医師、上司や同僚、そして家族…。いろんな人に囲まれる看護の仕事、時には“怒り”や“イライラ”がこみ上げてしまうことも。」
今回は現役の看護師さんたちに、看護師として怒りを感じた瞬間と、その怒りをどうやって収めたのかをアンケート調査。共感の嵐なリアルエピソードとともにご紹介します!
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体調不良で休んだときの師長の言葉に傷ついた
「自分は体調が悪くても頑張って出勤していたのに、感染性の胃腸炎で休んだときに師長から“お互い様に甘えるな”と叱られたとき、本当に悔しかったです。
他にも、命に関わるかもしれない状態の患者さんが勝手に帰宅してしまったときには、怒りよりも呆れました。
同じ思いをしたことのある同僚や友人に、とにかく話して気持ちを吐き出しました。」(ユリエさん/20代後半)
針が一発で決まらず怒鳴られた理不尽さ
「点滴や採血が一発で決まらなかった時に、怒鳴られて交代を求められたことがありました。機械じゃないのに、どんなに良い血管でも必ず成功するとは限らないのに理不尽だと感じました。
患者さんの苦痛を考え、一呼吸おいてから謝罪し、2回目は“絶対成功させる”という気持ちで挑みました。」(おひるねさん/30代後半)
医師の怒り口調と不公平なレポート押し付け
「指示を依頼しても怒り口調で“今からやるから!”と言われたり、後輩のアクシデントのレポートを見ていないことまで書かされ、上部から聴取されたときにイラッとしました。
周りに話してリフレッシュしましたが、何度も思い出してしまうので、話すことで吐き出すのが大事でした。」(にゃあさん/30代前半)
理不尽な医師からの罵倒に耐えた経験
「外科の医師が自分のやり方にこだわり、採血結果が反映されていないのに“何おかしなこと言ってんの”と罵倒された時にイラつきました。
上司に相談し、その医師に謝ってもらい気持ちを落ち着けました。」(ななみさん/20代後半)
患者の治療拒否と暴言に悩んだ日々
「治療目的で入院しているのに内服拒否や点滴拒否、看護師には暴言を吐く患者さんに怒りを感じました。
同じ人間と思わないようにして気持ちを切り替えました。」(ITSUKIさん/20代後半)
施設の対応不足で苦労した酸素療法患者のケア
「酸素療法を受けている患者さんが施設で酸素をつけず苦しいと言うが施設は関与せず、訪問看護師に電話をかけてくることに困りました。
何度も施設の担当者に対応方法を説明し、フローチャートを作って対応しました。」
(みもざさん/40代前半)
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家族の誤解と施設長の対応に呆れた訪問看護の経験
「訪問看護を確実に行ったにも関わらず、面会の家族が“訪問していない”と訴え、施設長が赤字で掲示したことに怒りを通り越して呆れました。
上司に報告し、対応を見守るしかありませんが、平常心を保つよう努めています。」(たまぞうさん/50代後半)
理想と現実のギャップに疲れドラマをやめた
「医療ドラマ『コウノトリ』の理想が詰まりすぎており、現場のマンパワー不足とのギャップにイライラし、ドラマを見なくなりました。」(@ウユさん/30代前半)
救急車を“運搬屋”扱いした患者への怒り
「救急外来で来院した横柄な患者さんが“帰るから救急車呼べ”と言った時に怒りを感じました。
深呼吸して冷静になるように心がけています。」(ゆっかさん/30代後半)
育児と仕事の両立を理解しない上司への怒り
「育児をしながら働く職員に夜勤を強要する上司に腹が立ちました。
同じ境遇の同僚と話し合いながら気持ちをコントロールしていました。」(ayumamaさん/30代後半)
インシュリン打ち間違い疑惑に傷ついた瞬間
「師長にインシュリンの打ち間違いを疑われ、疑いの目で見られたことにショックとイライラを感じました。
落ち込んだ後、美味しいものを食べて気持ちを切り替えました。」(看護師まるさん/30代後半)
せん妄患者の暴言・暴力に対処した経験
「入院中のせん妄患者に怒鳴られ暴力を振るわれました。看護師同士で愚痴を言い合って気持ちを楽にしました。」(はるごんさん/30代前半)
誤解される認知症患者のリハビリケアの苦労
「認知症の患者のリハビリをしているのに、家族から“リハビリしてくれない”と誤解されました。
病棟スタッフで共有し、リハビリ内容をノートに記録して家族に説明しました。」(とうかさん/30代後半)
夜勤申し送りミスでのストレスとチーム信頼への思い
「夜勤の申し送りで“やっておきました”と言われた処置がされておらず、夜中に対応に追われてイライラしました。
リーダーに報告し、同期と食事に行ってストレス発散しました。」(いなさん/20代後半)
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看護師の“怒り”の共通点と収め方
看護師の皆さんが怒りやイライラを感じる理由は、
- 理不尽な言動(医師・患者・家族)
- チーム内の連携不足
- 上司からの不当な評価
- 外部からの誤解
など、多岐にわたっています。
でも共通していたのは「一人で抱え込まないこと」と「自分なりのリセット法を持っていること」。
“話す”“食べる”“書く”“距離を置く”“深呼吸する”など、それぞれの方法で自分の心を守っていました。
怒りやイライラを感じるのは、真面目に・一生懸命に働いている証拠。
「感じた自分」を責めずに、少しでも気持ちを整理できる手段を見つけられると良いですね。
あなたの怒りは、きっと誰かも感じている。そして、乗り越え方もきっと誰かのヒントになります。
特徴
対象規模
オプション機能
提供形態
診療科目
この記事は、2025年7月時点の情報を元に作成しています。
執筆 CLIUS(クリアス )
クラウド型電子カルテCLIUS(クリアス)を2018年より提供。
機器連携、検体検査連携はクラウド型電子カルテでトップクラス。最小限のコスト(初期費用0円〜)で効率的なカルテ運用・診療の実現を目指している。
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