転職で成功するための第一ステップが、採用担当者の目に留まる履歴書を作成することです。では、自分のことを正しく評価してもらい、「ぜひ一緒に働きたい」と思ってもらうためには、どういう点に注意して作成すればいいのでしょうか? 気になる履歴書作成のコツや、採用担当者に興味を持ってもらえる自己PR欄の書き方について詳しく解説していきます。
履歴書作成の基本マナー【看護師版チェックリスト】
まずは、履歴書作成に関する(看護師かどうかにかかわらず必要な)「基本」を見ていきましょう。
提出前に確認したい7つの基本ルール
提出前に、次の7点に関して問題がないかどうかを必ずチェックしましょう。
- A4サイズ2枚構成
- 西暦/和暦の統一
- 修正液NG
- 空白はできる限り作らない
- 誤字脱字は厳禁
- 写真は白衣以外・ナチュラルメイク
- 署名は黒インク
それぞれ詳しく解説していきます。
A4サイズ2枚構成
転職先に応募する際は、履歴書+職務経歴書の2枚構成にするのが基本です。
また、用紙サイズはA4がベストです。
A4サイズであれば記載スペースが広く、ビジネス文書ともサイズが統一されているため採用担当者が管理しやすいことや、多くの事務書類がA4サイズで作成されていることが理由です。
なお、採用担当者からもっとも評価される構成は次の通りです。
【1枚目:履歴書(A4・1枚)】
- 基本情報
- 学歴・職歴(簡潔に)
- 保有資格
- 志望動機(短め)
- 通勤や希望条件
【 2枚目:看護師用・職務経歴書(A4・1枚)】
- 職務要約
- 病棟での役割
- 担当患者数
- 看護技術一覧(採血・ルート確保・救急対応 など)
- 主な業績・工夫
- 研修・資格
西暦/和暦の統一
これは看護師の履歴書に限らず、一般的にいえることですが、西暦(20XX年XX月XX日)/和暦(令和X年XX月XX日)は必ずどちらか一方に統一するようにします。
修正液NG
こちらも一般的にいえることですが、間違えた場合は修正液を使うのではなく、最初から作り直しましょう。ただし、基本的には手書きではなくパソコンでの作成がおすすめです(後述)。
できる限り空白は作らない
この傾向は自己アピールなどの欄で顕著ですが、空白があると「特にアピールできることがない」と判断されやすくなります。大きなマイナスポイントとなり得ますので、なるべくしっかりと考えて埋めるようにしましょう。
誤字脱字は厳禁
誤字脱字がないかどうかは、社会人としてはもちろんのこと、看護記録を正確に記入できるかどうかの判断ポイントともなるため大変重要です。
写真は白衣以外・ナチュラルメイク
履歴書の写真は、スーツ、もしくは黒や紺のシンプルなジャケットが理想ですが、医療機関によっては白いシャツやブラウスのみでも可としているところもあります。応募先の基準がどうなっているのかを確認しましょう。
また、髪の毛はきちんとまとめて、前髪は目にかからないようにします。メイクはナチュラルで、清潔感のある印象を心がけることが大切です。
署名は黒インク
履歴書をパソコンで作成することは推奨されていますが、氏名のみ手書きして、誠実さ・丁寧さをアピールする人もいます。
どちらがよりよいということはありませんが、手書きする場合は必ず黒インクを使うようにします。黒に近い青などの色味でも採用担当者からは「マナーがなっていない」と判断されてしまいかねません。
手書きとパソコン、どちらが有利?
かつて履歴書は「手書きが当たり前」でした。しかし近年ではパソコンで作成するほうが一般的となっています。
この変化には、「手書きが面倒」「ミスしたときに位置から書き直すのが面倒」という応募者側の意見と「字の上手い・下手にかかわらず読める」「データとして管理しやすい」「一定のPCスキルを測れる」という企業側の意見が合致した結果と言えるのではないでしょうか。
上記に理由からも、基本的には「どちらが有利とはいえないが、基本的にはパソコンで作成した方がいい」と言えるでしょう。
とはいえ、場合によっては「手書きしか認めない」(字の判読性を測りたいから、などの理由で)企業もありますので、その点は応募先の要綱をしっかりと確認しましょう。
貴院?貴社?御中…正しい「敬称のつけ方」
志望動機欄などで、応募先について惹かれた点を述べる際には、医療機関であれば「貴院」、企業看護師志望で一般企業に応募するのであれば「貴社」など使い分けます。
履歴書を組織全体に宛てて送る場合、封筒の宛名の敬称は「御中」にします。
ただし、応募先の組織の責任者名がわかる場合は、その人名まで入れます。たとえば、看護部長に送付する場合、「XX病院 看護部長 XXXX様」と、役職名と氏名の両方を記して「様」を付けます。人事・採用担当者の名前がわからない場合は、「XX病院 人事ご担当者様」または「XX病院 採用ご担当者様」などと記します。
看護師の履歴書、実は「一般的な書き方」では通用しない理由
ここまでは一般的な「履歴書の書き方」についてお伝えしてきましたが、実は、看護師が履歴書を作成するにあたって「一般企業に提出する履歴書と同じ書き方では通用しない」ポイントがいくつかあります。
具体的には、以下の5つです。
- 業務内容が職場によってまったく異なる
- 看護技術や経験は「数字」や「具体例」なしだと伝わらない
- 応募先とのマッチングを5秒で判断される
- マッチングの精度が重視される
- 資格や研修受講歴が重視される職種である
それぞれ詳しく解説していきます。
業務内容が職場によってまったく異なる
「看護師」とひとことに言っても、職場によって求められる能力が大きく異なります。しかも、同じ「病棟看護師」であっても、次のような要素によって求められる能力が異なります。
例えば以下の表のように細かく分離されているため、それぞれの経験やスキルと、募集先が求めているもののマッチ度がどのくらいなのか?がほかの職種に比べると乖離しやすい傾向にあるといえます。
| 分類軸 | 該当項目(まとめ) |
| 病棟(医療機関)の機能分類 | 急性期、慢性期、回復期 など |
| 配属先・部署分類 | 外来、病棟、オペ室 など |
| 勤務体制・病棟運営 | 夜勤の有無、看護必要度の運用 など |
| 医療機器・設備 | 使用している医療機器の種類 など |
| チーム医療体制 | 多職種チーム など |
そのため、簡単な略歴しかわからない履歴書だと、どんな環境でどんなスキルを積んだのかが判断できないという理由から、自分に何ができるのかを十分に理解してもらうことができません。
看護技術や経験は「数字」や「具体例」なしだと伝わらない
看護師の技術や経験を伝える際には、具体的な数字や経験例が不可欠です。たとえば次のようなことに関しても、数字や、その経験によってどんなことを学んだのかを伝えることが必須です。
- どんな症状の患者を「何人」受け持っていたか
- どんな疾患を主に担当したか
- 使用経験のある医療機器
- 看護必要度の評価経験の有無
- 急変対応の経験
- チームリーダー経験の有無
一般的な履歴書のように「担当業務:看護業務全般」と記すだけでは、採用側からするとまったく情報が足りず、能力の判断をしづらい状況となってしまいます。
※ただし、担当患者数や看護技術一覧などについては、履歴書には細かくは記さず、職務経歴書に詳しく記します。
応募先とのマッチングを5秒で判断される
看護の現場は常に人手不足であるため、採用担当者が応募書類をじっくり見る時間をとれないことも考えられます。場合によっては、全体をばっと流し読みして、「この人は即戦力になるかもしれない」とピンときた人の履歴書だけ詳しく確認するということもあるでしょう。
そのため、「一目で伝わる」を意識して履歴書を作成することはとても大切です。具体的には次の点を意識するといいでしょう。
- 要点を整理して箇条書きする
- 経験年数や担当患者数を数字で示す
- 業務範囲を明確に記載する
これらのポイントを意識して作成された履歴書は、一目見た瞬間「見やすい」と感じるものなので、細部までよく読んでみようという気になってもらいやすいといえます。
マッチングの精度が重視される
看護師の離職理由のうち大半を占めるのが「ミスマッチ」です。「夜勤の負担が合わなかった」「業務量が想像以上だった」「学びたいことが学べる環境ではなかった」などのミスマッチがあると、早期の離職につながる可能性が高まります。
そうした事態を防ぐために、採用側は、応募者の看護観や業務範囲、働き方についての希望を詳細に把握したいと考えています。一般的な履歴書だと情報不足で、マッチング度合いが判断できずに書類で落とされてしまう場合があります。
資格や研修受講歴が重視される職種であるため
転職先が特定のスキルを有した看護師を求めている場合、即戦力となる看護師を求めている場合、資格や研修受講歴をチェックしたいと考えています。たとえば、次のような内容についてきちんと伝えることが大切です。
- BLS/ACLSの受講
- NST、認定看護師の資格
- 認定看護管理者の資格
- 看護必要度研修久光
- 記録・電子カルテ研修受講
しかし、一般的な履歴書は資格欄が最小限の大きさに設定されている場合が多く、必要な研修歴をすべて記載できないことが考えられます。そのため、カスタマイズ可能なテンプレートをダウンロードして、必要に応じて資格欄のサイズを広げるなど工夫する必要があります。
参照:
看護師の転職を成功に導く履歴書とは? 書き方の基本と完成度を高めるコツを解説
各欄別・看護師ならではの正しい書き方
続いては、履歴書の各欄別に、看護師の職種ならではの正しい書き方を解説していきます。
学歴・職歴欄
病院名は正式名称で書く
たとえば、これまでの勤め先のなかに医療法人が運営している医療機関がある場合は、「医療法人社団○○会 ○○病院」などと記します。
部署名・配属期間も明記
勤め先の名称だけでなく、部署名や配属期間も記します。
短期離職をポジティブに見せる書き方例
直近の職歴の勤務期間が短い場合、ネガティブにとられないよう、たとえば次のような文章を添えるといいでしょう。
「〇〇病院(2023年4月~2023年12月)
短期間ではありましたが、急性期看護を集中的に経験し、観察力や対応力を高めることができました。
より専門性を磨くため、次のステップとして御院での勤務を希望しております」
「△△クリニック(2022年10月~2023年3月)
外来業務を通して患者対応や電子カルテ管理に習熟できました。
今後はチーム医療の現場で、さらに幅広い看護技術を身につけたいと考え、転職を決意しました」
免許・資格欄
免許や資格は、取得順に正式名称で記しましょう。
たとえばBLSの場合、認定団体によって資格の正式名称が異なるため、取得した認定団体の正式名称で記す必要があります。「アメリカ心臓協会(AHA)」であれば「AHA-BLSプロバイダー」、「日本赤十字社」であれば「救急法基礎講習修了者」「赤十字ベーシックライフサポーター」、「日本救命協会」であればJLA-BLSプロバイダー」となります。
また、認定看護師の場合は、「認定看護師」だけではなく分野についても記しましょう。
志望動機欄
志望動機欄は、100~150字程度にまとめつつ、一文当たりの長さ(書きはじめから「。」までの文字数)を40文字以内にできると内容も理解しやすく、採用担当者も読みやすくなるかと思います。
文章の構成としては、「前職の経験⇒そこから得た学び⇒その学びを転職先でどう活かせるか→目標」が理想です。
また、転職先の特徴・理念に触れると説得力が増します。
前職を経て、応募先を志望している理由については次のように記すといいでしょう。
【例文1】急性期→回復期の転職
「急性期病院で患者様の急変対応や集中治療に従事。
具体的には◯◯や◯◯の処置を行いつつ、多くの症例に触れ、観察力や迅速な判断力を養いました。
今後は、回復期病棟で患者様の長期的なリハビリ支援や生活自立へのサポートに携わり、急性期で培った観察力やケア技術を活かして、患者様の回復に貢献したいと考え、御院を志望しました」
急性期での経験で培ったスキルを、回復期でどのように活かしていきたいと考えているか、また、回復期ならではの目標についても触れると好印象をもたれやすいです。
【例文2】急性期→訪問看護の転職
「急性期病院で入院患者様のケアを経験して、症状観察や医療処置における迅速な対応力を身につけました。 在宅で療養される患者様の生活を支える訪問看護において、急性期で培った観察力と医療知識を活かし、安心して療養生活を送っていただけるようサポートしたいと考えて、御社を志望いたしました」
急性期で培ったスキルをアピールしながら、訪問看護特有の「生活支援」「安心感提供」につなげていきます。
自己PR欄
リーダー経験やプリセプター経験などがあればそれについて触れ、具体的なエピソードをあげましょう。そうした経験がない場合は、患者と信頼関係を築いたエピソードなどの例をあげるのもいいでしょう。
本人希望欄
夜勤の希望有無や、シフトに関して配慮してほしいことがあればしっかり伝えます。ただし、「夜勤は絶対にできません」などのネガティブな書き方はNG!
あくまでも「本人“希望”欄」だということを忘れないようにしましょう。
たとえば、「希望は〇〇ですが、御院の状況に合わせて柔軟に対応いたします」「平日勤務を中心に希望します」などと記します。
また、給与や勤務時間などの希望に関しては本人希望欄には記さないのが基本です。
複数の派遣先を擁している企業に応募するケースなど、勤務地がわからない場合は、「自宅から通勤1時間以内を希望しています」などの希望も記すといいでしょう。
希望が特にない場合、「特になし」ではなく、「〇〇の経験を活かして〇〇に貢献したい」などの成長意欲を絡めると好印象を抱かれやすいでしょう。
経験別・応募先別!看護師履歴書の書き方パターン
続いては、経験別・応募先別に、看護師履歴書の書き方について気を付けたいことを解説していきます。
【経験3〜5年】
経験3~5年であれば、スキルよりも、「柔軟性」や「学ぶ意欲」を前面に出すことを意識したいところです。
前者に関しては、配属先や業務の違いにも対応できる姿勢を示すことや、シフト、チーム構成などの変化にも前向きに対応できることなどを盛り込んだ志望動機を心がけるといいでしょう。
たとえば、次のような志望動機が考えられます。
(例)「これまで急性期病棟で勤務して、外来や夜勤など多様な業務に携わるなかで、状況に応じた柔軟な対応力を身につけました。今後も貴院の業務に合わせて臨機応変に対応しながら、チームに貢献したいと考えております」
【経験5年以上】
経験5年以上の中堅であれば、リーダー経験、プリセプター経験、主任経験などがあるのが一般的です。これらの経験で培った、教育・マネジメントスキルを伝えることを意識しましょう。
(例)「急性期病棟でリーダーとして勤務して、チームメンバーの業務調整や指導、患者様対応の優先順位管理などを経験する中で、マネジメントスキルを培いました。貴院でもこれまでの経験を活かし、チーム全体の円滑な業務運営と質の高い看護提供に貢献したいと考え、志望いたしました」
(例)「急性期病棟で新人看護師のプリセプターを務め、指導や業務調整を通して教育スキルとチームマネジメント力を培いました。 貴院でもこれまでの経験を活かし、新人育成やチーム全体の成長に貢献するとともに、質の高い看護提供に努めたいと考え、貴院を志望いたしました。」
【転職回数が多い場合】
転職回数が多い場合、「多様な現場で対応力を磨いた」というポジティブな表現に変えることが鉄則です。
(例)「これまで急性期病棟や回復期病棟、外来など多様な現場で勤務し、患者様の状態やチーム状況に応じた柔軟な対応力を身につけました。 貴院では、これまで培った経験を活かし、患者様の生活自立支援やチーム医療に貢献したいと考え、志望いたしました」
また、もうひとつのポイントとしては、「採用してもすぐに辞められるのでは?」と思われないよう、腰を据えて働きたいと思っていることが伝わるよう、転職先での長期目標などもさりげなく盛り込むことが有効です。
【応募先別アレンジ】
志望動機をしたためる際には、応募先によってアレンジすることも大切です。たとえば、職場別に重視しているポイントとして考えられることは次の通りです。
- 急性期病院の場合:スキル・チーム医療重視
- クリニックの場合:コミュニケーション力重視
- 訪問看護の場合:自立性・判断力・運転免許など具体性重視
これらを意識したうえで、志望動機をうまく“書き分ける”ことが大切です。
看護師の履歴書に関してよくある質問(Q&A)
続いては、看護師の履歴書に関してよくある質問とその答えをみていきましょう。
Q. 履歴書にブランク期間がある場合どう書く?
ブランク期間がある場合、「採用担当者に不安を与えないこと」を意識することが重要になります。具体的には、空白にせず、理由について簡潔に記載するのが基本となります。併せて、ブランク期間に学んだことなども記すと好印象を抱かれます。
たとえば、子育てや介護が理由の場合、その旨を記し、家事や育児・介護で得た能力、たとえば「時間管理力」「計画性」「傾聴する姿勢」などを自己PRとして補足します。
また、資格取得目的で学校に通っていた場合などは、学び・スキル向上のためのブランクであることを明示して、取得した資格についても記します。たとえば、認定看護師の資格取得のためのブランクで、既に資格を取得しているなら、採用担当者からも高い評価を得られます。
Q. 資格取得中の場合は書いてOK?
資格取得中である場合、一般的に「取得見込み」として履歴書に資格の種類を記します。取得中であることをアピールすることによって、向上心や意欲を示せるため、印象がよくなります。
ただし、「資格を取得しようと思って準備を進めている段階」などの場合は、「資格取得中」とはいえません。また、絶対に嘘を書いてはいけません。嘘を書いても面接で必ずばれます。
また、「取得予定」「取得見込み」「受講中」などと書き分けると、先方にも伝わりやすいです。
たとえば、次のように記します。
認定看護師(感染管理) 取得見込み:2025年12月
ACLS(上級心肺蘇生法) 受講中:2025年11月〜12月
看護師免許 取得予定:2026年3月
Q. 希望部署はどこまで具体的に書くべき?
看護師の履歴書での希望部署の書き方は、応募先の病院・施設の運営状況や採用担当者の判断に大きく影響します。あまりにも細かく書くと、あまりいい印象は持たれません。そのため、ある程度の具体性を持たせつつ、柔軟性のバランスを考えることが大切です。
具体的には次の点に関して気を付けるといいでしょう。
希望部署はできるだけ具体的に書く
例:「一般病棟」「外来」「ICU」「オペ室」「訪問看護」など。あまりにも細かすぎる希望は避ける
例:「循環器病棟の夜勤専従希望」など。条件付きすぎると柔軟性がない印象になる
柔軟性を残す
「〇〇病棟を希望しますが、他部署も相談可能」などと一言添えると好印象
また、柔軟性を示すために、次のように表記するのもいいでしょう。
「希望部署:外来または一般病棟(他部署も相談可能)」
特定の専門分野に自信がある場合は、次のように記すのもおすすめです。
「希望部署:ICU(重症患者の看護経験を活かしたい)」
Q. 転職理由は正直に書いてもいい?
転職理由がネガティブである場合、必ず「ポジティブな表現」で先方に伝えることが大切です。たとえば、前職で夜勤の負担が大きく、身体がついていかなかったことが理由であるなら、「チームで業務効率についても考えて働ける環境で成長したいと考えました」などに言い換えます。
まとめ|履歴書は「自己PRのツール」
履歴書および職務経歴書は、転職志望先に自分のことを知ってもらうための大切なツールです。
それぞれの欄に書くべきことをただただ埋めていくのではなく、「どうすれば自分の魅力を伝えられるのか」を考えることが大切です。
しかし、「自分の強みはこういう点だから、そのことを知ってもらいたい」と自分本位になりすぎると、転職先とのマッチング度合いが低くなることが考えられます。
それを防ぐために、応募先に合わせて書き分ける工夫をすることもとても大切です。
また、職務経歴書との整合性や、面接対策について考えることも欠かせないので、広い視野を持って転職活動を進めることも大切にしてくださいね。
特徴
対象規模
オプション機能
提供形態
診療科目
この記事は、時点の情報を元に作成しています。
執筆 CLIUS(クリアス )
クラウド型電子カルテCLIUS(クリアス)を2018年より提供。
機器連携、検体検査連携はクラウド型電子カルテでトップクラス。最小限のコスト(初期費用0円〜)で効率的なカルテ運用・診療の実現を目指している。
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