院内恋愛は病院規模が大きくなればなるほど“あるある”?
目次
  1. 院内恋愛って実際どうなの?
  2. 医師と看護師の恋愛
  3. 実は筋金入りの新入社員キラーだった
  4. 入社2ヶ月後、先輩と院長との不倫が発覚
  5. 浮気は日常茶飯事
  6. 看護師同士の恋愛
  7. 医師・看護師意外との恋愛って?
    1. 看護師以外のコ・メディカルとの院内恋愛
  8. 院内恋愛のメリット・デメリット
    1. 院内恋愛のメリット
      1. 仕事への理解がある
      2. 同じ目線でいられる
      3. 仕事場で会える
    2. 院内恋愛のデメリット
      1. 周りに知られると何かと面倒
      2. 女性関係の心配や不安
    3. 院内恋愛する場合、メリット・デメリットを見極めて!

院内恋愛って実際どうなの?

院内恋愛という言葉だけを聞くと楽しそうなイメージですが、実際はそうではない内容のものが私の周りでは多かったです。まずは、実際にあった院内恋愛についていくつかご紹介していきます。

医師と看護師の恋愛

この2職種の組み合わせが1番多いです。実際に私も経験があります。私は、新卒で入社して初めての病院で、先輩医師と恋愛関係になりました。比較的大きな病院だったので、その先生以外にもたくさん先生はいたため、他の先生たちも自分たちみたいに普通に恋愛しているのだろうなと思っていました。

ところが、3ヶ月程経ったあるとき、同期の看護師達と飲み会をした際に衝撃的な話を聞かされました。それは、別の病棟の看護師が、私が付き合っている(と思っていた)先生と体の関係になったという内容の話でした。

私は、同じ病院の医師と看護師という立場上、公にすると周りに迷惑をかけるし、働きづらくなるのではないかと思い、2~3人の同期にしか話していませんでした。そのため当然、話に出た別病棟の看護師も、私たちの関係については知らなかったと思います。

しかも、その後も彼の噂は絶えません。別の看護師から「食事に誘われた」「連絡先を聞かれた」などの話が出たのはともかく、極めつけとして、実は既婚者であることを知ることになったのです。

知らない間に不倫関係になっていたこと、結婚していることを隠されていたことがショックで、私から別れを告げました。

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実は筋金入りの新入社員キラーだった

その後、先輩看護師たちにその話をしたところ、その先生は有名な新入社員キラーだと判明。昔から彼を知っている看護師たちは、誰も彼には寄り付かないとのことでした。現在の奥さんも、私のように新卒で入社してきたところ、彼に目を付けられてそのまま結婚したそうです。

その後も彼の標的になっている後輩看護師を何人か見てきましたが、みんな私のように結婚していることは知らされていませんでしたし、他の看護師とも浮気し放題でした。

その病院を辞めた後、他のクリニックに就職しましたが、そこでも似たような院内恋愛が繰り広げられていました。

入社2ヶ月後、先輩と院長との不倫が発覚

転職先のクリニックは美容皮膚科で、医師以外は全員女性看護師でした。若くてかっこいい先生は必然的にモテモテでしたが、既婚者ということでみんな残念そうにしていました。

しかし、入社して2ヶ月程経ち、1番良くしてくれていた先輩とご飯に行った際、先輩から驚きの告白が。なんと、「私、院長と不倫してるの。みんな院長のこと狙ってるから不安で誰にも話せなくて……」と相談されたのです。

正直、どこでもこういうことは日常茶飯事なのか……とあまり驚きはしませんでした。しかも、確かにその先生には、既婚者であるにも関わらず恋愛感情を抱いてしまうほどの魅力があったので、仕方のないことなのかなと思いました。とはいえ、これほどまでに医師と看護師の不倫が多いのかということには愕然とさせられました。

看護師になったからには、お医者さんと結婚して玉の輿に乗りたいと思っている方も多いでしょうが、実際のところ至難の業です。最近は男性看護師も増加傾向にありますが、やはりまだまだ女性看護師の方が圧倒的に数が多いです。その中から、相手にとっての一番になるのがどれだけ大変なことか……。かなりの競争率となりますし、相手が既婚者であった場合は、そもそも競争のスタートラインに立つことさえできません。

浮気は日常茶飯事

「玉の輿に乗りたい」と思っている女性だらけの女性社会にいる医師が、モテないわけがありません。運よく付き合うことができたとしても、職場は不安要素の宝庫です。

医者と結婚した友人が数人いますが、全員が口をそろえて言うのが、

「浮気、不倫は日常茶飯事」です。

医者と結婚したからには、そこを容認しないとやっていけないのかもしれません。

もちろん、医者全員がそうではないでしょうが、現在医者とお付き合いしている方、医者と結婚したいと夢見ている方は、充分注意して相手を見極めてくださいね。

看護師同士の恋愛

不倫に浮気と、少々重たい内容が続いたので、次はハッピーな事例をご紹介したいと思います。

私の友人看護師のほとんどが、同僚の看護師と恋愛して結婚しています。まず、業務形態が同じということもあり、お互いの仕事に対する理解があるのが大きなメリット。また、交際中には勤務時間が原因ですれ違うことがあっても、結婚してからは、お互いに平日休みもあるため、子どもの学校行事への参加など協力して都合をつけやすいようで、「看護師と結婚してよかった」という声が多い印象です。

デメリットを挙げるとすると、男性看護師も医者と同じく女性社会での貴重な男性ですから、モテるということですかね……。

でも、それ以外は概ね問題がないと思います。仕事に対しての理解があるためお互い仕事に集中できますし、高めあえる関係にもなれるので、看護師同士の院内恋愛はそこまでどろどろした内容になることは少なく感じます。

医師・看護師意外との恋愛って?

院内恋愛と聞くと「医師と看護師」というイメージが強いかもしれませんが、その他の職種の方との出会いもたくさんあるので、それについても紹介したいと思います。

看護師以外のコ・メディカルとの院内恋愛

病院の規模が大きくなればなるほど、連携する職種も増えていきますよね。たとえば、理学療法士や作業療法士、薬剤師、作業療法士といったコ・メディカルの方たち。これらの職種の方と看護師という組み合わせも、意外に多いんです。

同僚の看護師から「最近彼氏ができた」と聞かされ、「相手は?」と聞くと、「レントゲンの〇〇さん」の答えが返ってきたこともありました。

そこにも出会いがあったのか! と聞かされた私はなぜか落ち込みましたが、よく考えたら、看護師が患者さんをレントゲンに連れていくことはいたって普通のこと。彼女も、そこで彼と知り合い恋愛関係に発展したそうです。彼女は1年程の交際を経て結婚。今も同じ病院で夫婦ともに働いています。

院内恋愛のメリット・デメリット

ここまで、さまざまな職種の方との院内恋愛模様を紹介しましたが、すべてに当てはまるメリット・デメリットをご紹介します。

院内恋愛のメリット

仕事への理解がある

職種は違えど同じ医療従事者ということもあり、仕事への理解がある、共通の話題があるということは交際につながりやすい要素です。また、今後結婚するとなっても非常に大事なポイントになってきます。

同じ目線でいられる

これは仕事への理解の延長のようなものですが、たとえば「商社マンと看護師」「医師と一般企業のOL」では生活スタイルも違えば肉体疲労度も違います。しかしふたりとも医療現場で働いていたら、「今日は〇〇があったから大変だったのかな?」と同じ目線に立って相手のことを考えることができます。

仕事場で会える

医療現場で働いている人のほとんどがシフト制のため、なかなか休みが合わないということは多々あります。そのため、仕事場でも少し相手の顔を見ることができる、会えるということは院内恋愛における1つのメリットです。

院内恋愛のデメリット

周りに知られると何かと面倒

実際に何か嫌がらせをされるとかそのようなことではなく、周りが気を遣ってしまうということです。これは院内恋愛に限らず社内恋愛全般に言えることですが、実際に私の働いていた病院でも、看護師夫婦でそれぞれ別の病棟で働いていましたが、夫婦どちらとも交流のある先輩看護師さんが、「何かあったときに強く言えない。怒りづらい」と話していました。

当の本人たちは何とも思っていないようなことでも、周りは家で何を話されるか気になることもあるので、公表するなら少なくとも結婚してからの方がいいのかもしれません。

女性関係の心配や不安

繰り返しになりますが、医療業界は女性が圧倒的に多いため、男性は必然的にモテます。逆を言うなら、モテたい男性には医療業界はおすすめです。しかし女性からすると、そんな女性社会にカレや旦那さんがいるとなると不安ですよね。女性関係が不安という方は、医療業界で働いている男性は避けた方が良いのかもしれません。

院内恋愛する場合、メリット・デメリットを見極めて!

院内には、さまざまな職種の方との出会いがあります。ですが、紹介したようにどろどろしたところが多々あるので、特に新人さんや医療業界が初めてという方は充分注意されてください。もちろん、院内恋愛を経て幸せな結婚生活を送っている人もたくさんいます。不倫や浮気をされて苦しみたくないなら、しっかりと相手を見て、生涯添い遂げることができる相手なのかを見極めてくださいね。

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菊池

執筆 現役看護師 ライター | 菊池

医療に携わる仕事がしたいと思うようになり小学生にして医者を志すも、学んでいく中で最も患者さんに寄り添うことができる看護師を志すように。現在は宮城県にて看護師として働いている。


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