医者が開業する年齢は平均すると何歳?適齢期は?

将来、クリニックを開業したいと考えている人は、「何歳までには」という目標を設定しているのではないでしょうか。目標とする年齢があれば、開業資金も計画的に貯めやすくなるかもしれません。反対に、目標を設定していなければ、ずるずると現状維持を続けて開業できず仕舞いということも考えられます。そこで今回は、先輩開業医たちが自院を開業した年齢に着目しつつ、開業する年齢の理想やタイムリミットについて考察したいと思います。

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目次
  1. 新規開業した先輩たちの平均年齢は41.3歳
  2. 開業のベストタイミングは何歳?
  3. 医師の高齢化が進んでいることを考えると、45歳はまだまだ若手?
    1. 医師の平均年齢推移
  4. 勤務医時代と勝手が違うことも多いことを考えると、早めに開業するに越したことはない
    1. 勤務医時代のほうが負担に感じた業務
    2. 開業してからのほうが負担に感じる業務
  5. 理想の医療を満足いく形で提供するためにも、早めの準備が大切

新規開業した先輩たちの平均年齢は41.3歳

日本医師会が2009(平成21)年に実施した「開業動機と開業医(開設者)の実情に関するアンケート調査」によると、承継ではない新規開業のクリニックに関して、医師が開業した年齢は平均して41.3歳です。

では、開業した医師たちに、将来的に開業したいという想いがもともとあったのかというと、なかには「勤務医として仕事することにストレスを感じて開業を決意した」という医師もいるようです。新規開業した先輩医師たちの開業動機上位は以下の通りです。

第1位 理想の医療を追求したかった(42.4%)
第2位 勤務医としての将来に限界を感じた(35.1%)
第3位 経営も含めて、開業することにやりがいを感じた(26.3%)
第4位 勤務医として働くことに精神的ストレスを感じていた(21.0%)
第5位 勤務医は過重労働で疲弊した(18.6%)
第6位 家庭の事情(17.7%)
第7位 開業医の労働条件が魅力的だった(9.7%)
第8位 親族から要請があった(9.4%)
第9位 開業医の収入が魅力的だった(8.4%)

参照:日本医師会「開業動機と開業医(開設者)の実情に関するアンケート調査」4枚目、5枚目より抜粋

開業のベストタイミングは何歳?

続いては、開業の適齢期を考えていきます。

まず、開業するためには開業資金が必要です。全額自己資金である場合を除き、借り入れした資金の返済期間について考えなければなりません。銀行などの金融機関は一般的に、「返済期間=10年から20年程度」「65歳程度までに返済修了」を目安として貸し出すので、返済に20年かかるとすると、45歳までが適齢期といえるでしょう。

医師の高齢化が進んでいることを考えると、45歳はまだまだ若手?

金融機関の借り入れ目安はさほど変化がない一方、医師の平均年齢は年々上昇傾向にあります。平均寿命が延びて、65歳以上でもバリバリ働く人が増えているので、当然の結果といえるでしょう。では開業医の平均年齢はどの程度上がっているかというと、厚生労働省が公表している「医師・歯科医師・薬剤師統計の概況」によると、医師の平均年齢は、「病院に従事する医師」「診療所に従事する医師」ともに年々上がっています。

医師の平均年齢推移

2006年 2008年 2010年 2012年 2014年 2016年 2018年
病院に従事する医師 42.4歳 42.9歳 43.3歳 43.7歳 44.2歳 44.5歳 44.8歳
診療所に従事する医師 58.0歳 58.0歳 58.3歳 58.7歳 59.2歳 59.6歳 60.0歳

上の表の通り、2018(平成30)年時点での「診療所に従事する医師」の平均年齢は60歳。45歳までにスタート地点に立つと、平均年齢に達するまでに15年もあることがわかります。

参照:厚生労働省「医師・歯科医師・薬剤師統計の概況」より一部抜粋(4枚目)

勤務医時代と勝手が違うことも多いことを考えると、早めに開業するに越したことはない

医師の平均年齢が上がっているから開業もその分遅くてもいいかというと、そうとは言い切れません。もちろん、何歳になっても新しいことにチャレンジすることは可能ですが、年齢を重ねるほど、体力や記憶力が衰えるのは事実です。勤務医時代とは勝手が違うことも多くなることを考えると、早い段階から開業への準備を進めておくに越したことはないと言えるでしょう。

では、勤務医時代と開業後とでは、業務の負担は具体的にどのように変化するのでしょうか? 先輩医師たちがそれぞれのタームで負担に感じていた業務の内容をみていきましょう。

勤務医時代のほうが負担に感じた業務

第1位 当直(44.5%)
第2位 時間的拘束(37.7%)
第3位 診察に関する会議など(17.2%)
第4位 自身の医療水準維持(16.5%)
第5位 レセプト以外の書類作成(15.7%)
第6位 患者問題行動への対応(8.3%)
第7位 患者とのコミュニケーション(6.2%)
第8位 レセプトの作成、チェック(5.9%)

開業してからのほうが負担に感じる業務

第1位 レセプトの作成、チェック(52.2%)
第2位 自身の医療水準維持(49.5%)
第3位 レセプトの以外の書類作成(38.3%)
第4位 時間的拘束(28.5%)
第5位 医療機関との連携(23.4%)
第6位 患者とのコミュニケーション(20.6%)
第7位 患者問題行動への対応(20.2%)
第8位 夜間・休日診療(16.0%)

両方に共通しているのは、レセプトの作成やチェック、その他書類作成などのこまごました業務や時間的拘束。また、自身の医療水準維持も共通していますが、この点に関しては、どんな仕事をしていても努力すべき点であるとはいえるでしょう。

参照:日本医師会「開業動機と開業医(開設者)の実情に関するアンケート調査」6枚目、7枚目より一部抜粋

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理想の医療を満足いく形で提供するためにも、早めの準備が大切

目指す医療を実現できることから、開業に対して大きな期待を抱く人も多いことでしょう。しかし、開業医となるということは、同時に経営者になることでもあるので、これまでとは違った労力も必要となります。また、集患がうまくいかなければ、理想の医療を患者さんに提供しようという意欲が失せてしまうこともなきにしもあらず。年齢のタイムリミットをはじめ、さまざまなことを自分の中で決めることで、着実に準備を進められるといいですね。

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