先生に救われた!実習中の学生が出会った素敵な先生

病院での実習って本当に大変ですよね。慣れない環境で緊張しますし、看護師は忙しそうなので声をかけづらい。初めてのことだらけで何をするにも不安になってしまいます。そんな病院での実習中は常に精神が限界状態。緊張感マックスで実習しているとき、医師からかけられた優しい一言や気遣いは今も鮮明に覚えています。今回は、看護師の私が実際に出会った実習中の素敵な医師のエピソードを紹介します。

目次
  1. 看護師長に私の気持ちを代弁してくれた先生
  2. 学生にも病状を説明してくれる先生
  3. 処置を近くで見せてくれる先生
  4. いつも優しく声をかけてくれる先生
  5. 褒めてくれる先生
  6. 爽やかなイケメン先生
  7. 学生の存在に感謝してくれる先生
  8. まとめ

看護師長に私の気持ちを代弁してくれた先生

私が看護実習で病院に通っていた頃、髪色が明るいことで看護師長から目を付けられていました。もともとの髪色が明るく、染めてもすぐに地毛の色がでてきてしまうので目立ってしまい、人一倍厳しくされていました。

あるとき、患者さんのから要望があり洗髪をおこなうことに。その患者さんの洗髪は移動が難しかったことからベッド上でおこないました。私は初めての洗髪で緊張していたこともあり、水がこぼれてベッドシーツが濡れてしまったんです。一緒に洗髪をおこなっていた看護師と共に急いでシーツも交換しましたが、このことが看護師長の耳に入ったようでたんまり怒られてしまいました。ナースステーションで看護師や他の学生たちの前で怒られるのはすごく悲しい気持ちになり、涙を堪えるのに必死でした。

すると、ナースステーションにいた医師が助け舟を出してくれたんです。医師は看護師長に、「学生さんも水をこぼしたくてこぼしたわけじゃないでしょう」と言ってくれました。私はとても救われた気になり泣きたい気持ちがすっと収まりました。看護師長に私の気持ちを代弁してくれた先生のことは看護師になってからもずっと忘れられません。

学生にも病状を説明してくれる先生

医師は勤務が忙しく、学生にかまっている暇はありません。ですが、実習中に出会ったある先生は、学生にも丁寧に病状を説明してくれる先生でした。看護学生にとって医師から説明を受けられるというのは貴重な機会なので、とても嬉しかったのを覚えています。学校で習った病気の原因や治療法は頭には入っていますが、いまいち理解できないことも。病気について実際の患者さんの様態を説明しながら教えてくれる先生は、神様のような存在でしたね。働いてからも「あの先生が教えてくれた症状だ」とかなり記憶に焼き付いています。

処置を近くで見せてくれる先生

実習中は看護師や医師の邪魔にならないように、立ち位置にもすごく気を遣います。動線に入らないように意識し処置を見ることは出来るけど、邪魔じゃない場所を模索しますよね。自分的には邪魔じゃない場所を選んでも、看護師から「ちょっとどいて」と言われてしまうこともあり、常に気を張ってしまいます。

私が実習していたときに、学生を近くに呼んで処置を見せてくれる優しい先生と出会いました。処置室に入り、邪魔にならないように見学していると「ちょっと」と医師に声をかけられました。ヒヤっとしてしまったのですが「もっと近くに来て見ていいよ」と言ってくださいました。その先生の治療を見学に行くたびに、目線や手の合図で「近くで見ていいよ」と教えてくださり、とてもありがたかったです。学生はどこまで近づいて良いのか、どこにいたら邪魔じゃないのかを常に考えているので、この先生のように近くに行っても大丈夫か教えてくれる先生はとてもありがたい存在です。

いつも優しく声をかけてくれる先生

私が看護実習に行っていた病院の院長先生は、すごく気さくな方でした。すれ違うたびにハイタッチしてくれたり、冗談を言って笑わせたりしてくれました。大きな病院の院長先生なのに偉ぶったところがなく、学生たちからも人気だったのを覚えています。あるとき、私が実習先で怒られてしまい泣きながら廊下を歩いていたとき、院長先生が驚いた様子で声をかけてくださいました。本当に優しい先生なんだな、と思いましたし、優しく声をかけてくださったことで落ち込んだ気持ちが癒やされました。優しい先生の存在は実習中の癒しになります。

褒めてくれる先生

看護実習中は注意されたりすることばかりなので、褒められた記憶はずっと残ります。なかでも、医師という憧れの存在から褒められたことは特に記憶に残っています。私が整形外科で自習していたとき、学生を褒めちぎってくれる先生がいました。先生は整形外科担当の医師で、患者さんの病状などをいつもクイズ形式で教えてくださる方でした。クイズに答えると間違ってしまっても「良い考え方だね」「しっかり勉強しているのが分かるよ」など必ず褒めてくださいました。正解すると「天才学生だね」などと大げさに褒めてくださり、先生と話す時間がとても楽しかったのを覚えています。怒られっぱなしの実習期間中に褒めてもらえるのはとても嬉しかったです。私が指導係になったときにも、先生と同じように学生を褒めて伸ばそう! と思わせてくれる、とにかく優しい先生でした。

爽やかなイケメン先生

私たちの実習先の病院には爽やかなイケメンな先生がいました。白衣がよく似合う高身長の先生で、「王子様」というあだ名があるほど素敵な先生でした。そんなイケメン先生の存在は、私たち看護学生の癒しになっていましたね。先生の姿を見られた日は、学生間で報告し合い、喜びを共有していました。イケメンな先生は目の保養になりますし、いてくれるだけで救われる。そんな素敵な存在です。怒られてしまった日でも、イケメン先生と目が合うだけで嬉しい気持ちになれました。

学生の存在に感謝してくれる先生

看護学生は実習させていただいている立場なので肩身が狭いことも。ですが、なかには看護学生の存在に感謝してくれる先生がいます。私の実習先には、「学生さんがいると患者さんが楽しそうだね。患者さんの顔色が良くなった」と言ってくれた先生がいました。私たちの存在が患者さんのためになっているんだと、医療者として認められた気がしてすごく嬉しかったのを覚えています。私たちも役に立っているのかと思い、その日から実習に一層力が入りました。

まとめ

いかがでしたか? 今回は実習中に出会った素敵な医師のエピソードを紹介しました。病院での実習は慣れないことばかりで緊張しっぱなし。緊張から思わぬミスをしてしまうこともありますよね。そんな実習中に、親切な先生や優しい先生の存在は心の支えになります。みなさんの実習が、辛いだけではなく実り多いものになるよう祈っています。

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執筆 看護師ライター | rico

国際科高校卒業後、看護専門学校へ入学。その後看護師として入院病棟で勤務経験を元に「看護師あるある」や、病院での体験談を執筆しています。


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