集患にも効果的!「MEO」とは?グーグルビジネスプロフィールの上手な活用方法

クリニック名または地名+内科などとGoogleで検索すると、各クリニックのホームページとは別に、所在地や電話番号、診療時間が検索結果画面に表示されます。

「Googleビジネスプロフィール」(旧:Googleマイビジネス)と呼ばれるツールの存在は知っていても、初期設定しただけで放置していたら集患のチャンスロスになっているかもしれません。

MEO対策を行って、Googleビジネスプロフィールを上位に表示させるのは無料でできる集患の強化策の1つです。

この記事ではGoogleマイビジネスの仕組みや情報登録時の注意点などについて解説します。口コミ対策の参考にしてください。

※本記事に記載の情報は取材を行った2022年3月28日現在です。

回答者:横溝 裕一氏(プラスシーブイ株式会社 代表取締役)

Webマーケティング専門会社でWebの改善、SNS運用などのコンサルティングを手がける。Googleビジネスプロフィールにも知見が深く、医療機関のクライアント多数。

目次
  1. Googleビジネスプロフィールとは
    1. 登録される情報
    2. ビジネスプロフィールが重視される背景
  2. MEOとは
  3. とくに対策が有効なクリニック
  4. 上位に表示させるMEO対策のポイント4選
    1. 口コミの件数を増やす
    2. 写真を多くアップする
    3. 口コミに誠実にスピーディに返信する
    4. NAP(Name, Address, Phone)表記を統一する
  5. まとめ

Googleビジネスプロフィールとは

Googleビジネスプロフィール(旧:Googleマイビジネス)は、Googleの検索エンジンやGoogleマップと連動して、クリニックの情報が表示されるサービスです。

登録は無料で、休診日や診察時間の情報更新も無料で対応しているため、クリニックの露出を高めて、認知度を増すために利用しない手はありません。

登録される情報

ビジネスプロフィールには以下の情報を登録できます。

  • クリニックの名称
  • クリニックの説明
  • 所在地
  • 電話番号
  • ホームページのURL
  • 診療日、診療時間の登録
  • 写真
  • ビジネスプロフィールが重視される背景

    --飲食店などと同じくクリニックもスマホ対応が重要ですね

    横溝「多くのユーザー(患者さん)がスマートフォンでの検索結果を頼りにサービスを選ぶ時代です。自院サイトのスマホ対応と同じく、ビジネスプロフィールは大切ですね。来院型クリニックではスマホから流入する新規患者さんが7~9割と言われます。以前ならともかく、今やスマホに使い慣れた70代、80代の方も珍しくないでしょう。またビジネスプロフィールは掲載料を取られないのもメリット。それにリアルタイムで検索しているユーザーは「今困っているから」検索している可能性が高いため、来院に直結するのです」

    ビジネスプロフィールは新規の集患に重要な施策です。取り組まなければ、競合となるクリニックに新規患者が流れてしまう可能性もあるでしょう。

    MEOとは

    MEOはGoogleマップ上で上位に表示されるための対策のこと、Map Engine Optimizationの略です。

    検索キーワードの結果が上位表示される対策がSEO(Search Engine Optimization)。マップ版の対策がMEOです。

    「渋谷+内科」「八王子+眼科」など地域名と調べたい診療科が入力された場合、またクリニック名を直接検索した場合の検索結果に注目してください。

    クリニックの位置が示されたマップも、検索結果とともに表示される場合が多くあります。ユーザーが具体的なクリニックにアクセスしやすいようにGoogleが提案しているのです。

    表示されるクリニック名などの情報を「ローカルパック」と呼びます。MEO対策を行い、ローカルパックの中で上位に表示されれば、検索した人の目につきやすくなります。

    訪問診療専門のように患者さんに場所を知らせる必要がないケースを除いて、すべてのクリニックはMEOを意識した方がよいでしょう。

    ビジネスプロフィールを自ら設定しなくても、Googleはクリニックのホームページの情報をもとに「自動生成」します。しかし、批判的な口コミがついても気づかずに放置することとなり、悪い評判が流され続けることになってしまいます。

    とくに対策が有効なクリニック

    MEO対策を行うと特に効果が期待されるクリニックの特徴を、横溝氏にあげていただきました。

  • 競合となる駅近のクリニックが多い
  • 新規の患者さんを集めたい
  • 駅に近いなどアクセス条件がいい
  • 競合クリニックが常に上位表示されている
  • 横溝「やはり駅近のクリニックですね。競合が近くに多くて、自院も駅近ならば必須です。駅名と診療科を組み合わせて検索されたときに、上位に表示されれば集患上有利です。「お腹が空いたのでラーメンを食べたい」「急に歯が痛くなった」とき、皆さん近くでお店や歯医者さんを探しますよね。緊急性が高いと効果は高くなります。

    --新規の患者さんを集めるのにも有効なのですね

    横溝「地域名+診療科で検索しているということは、その地域に近い、また評判のよいクリニックを今まさに探しているということです。貴院のことを知らない患者さんが来院するきっかけになりますよね」

    --競合するクリニックが常に上位表示されている場合もあると思います

    横溝「強いクリニックがあるなら対抗する意味でも大事です。放っておいて検索結果がよくなることは基本あり得ません。すぐに対策したほうがよいです」

    上位に表示させるMEO対策のポイント4選

    「駅名+診療科」で検索した際に、競合医院よりも上位に表示されれば患者さんの目に留まりやすくなります。自院への来院確率も高まるでしょう。

    上位表示のために行うMEO対策について、4つ紹介します。

    口コミの件数を増やす

    口コミが多いほうがGoogleからの評価は高まり、上位に表示されやすくなります。

    ただし「何か特典を用意して意図的に口コミを増やすのは禁止されています」(横溝氏)ので、Googleの利用規約に違反しないように注意しましょう。

    患者さんに対しては「口コミ投稿の協力をお願いする」姿勢が大切です。

    また「悪い口コミが少し混ざったとしてもOK、口コミ数の多さのほうが重要」と横溝氏は指摘します。クリニックに口コミへの協力依頼を掲示するのも手です。

    写真を多くアップする

    写真はできるだけ多くアップしてください。

    ユーザーの疑問を解消するのがMEO対策の鉄則です。定期的に新たな写真を追加するのもよいでしょう。

    横溝「公開してはいけない情報以外すべてアップするくらいのつもりで、写真はたくさん撮影してください。待合室、診察室はもちろん検温のようすや入口に設置した消毒アルコールなど何気ない光景も大切ですね。来院時の疑似体験をしてもらうつもりがよいです。患者さんの不安を少しでも払拭しましょう」

    口コミに誠実にスピーディに返信する

    口コミに対してコメントを返している医院は好感を持たれやすいでしょう。

    大切なのは来院と口コミへの感謝の気持ちです。好意的なコメントには返信しやすいものの、批判的な内容も放置しないほうがよいでしょう。

    虚偽や中傷にあたるコメントはGoogleに削除を依頼することも可能です。ただ「医師が偉そうで感じが悪かった」などは個人の主観なので削除依頼はできません。

    「不快にさせて申し訳ありません。今後はより良い医療を提供できるように改善してまいります」など、指摘内容を受け止めた上で改善する決意を表すのがクレーム対応の基本です。

    NAP(Name, Address, Phone)表記を統一する

    クリニック名、所在地、電話番号の表記を、自院のウェブサイトや他のSNSなどと統一しましょう。

    クリニックの情報は自院のホームページの他にも、医院のポータルサイトやTwitterなどさまざまな場所に掲載されています。

    NAP(名前、所在地、電話番号)の情報を一致させておくと、Googleは複数のサイトに分散していても「同じ1つのクリニック」として認識し、Googleビジネスプロフィールでの上位表示につながりやすくなります。

    「1丁目2番3号」と「1-2-3」、「ヤマダクリニック」と「YAMADAクリニック」などどちらかにそろえておくことが重要です。

    まとめ

    Googleビジネスプロフィールは無料でも利用できる集患ツールの1つです。とくにGoogle検索の結果を頼りに来院する新規患者を誘引するには有効な手段。

    患者さんが来院するタイプのあらゆるクリニックでは、ビジネスプロフィールの設定と上位に表示されるためのMEO対策は必須と言えるでしょう。

    できるだけ多くの口コミコメントを集めることが上位表示のカギです。否定的、批判的なコメントが投稿されることを恐れる必要はありません。すばやく誠実に返信すればダメージをおさえられるはずです。

    診察メニューや診察時間が変わった場合には速やかに情報を更新する、院内の写真をこまめに追加するなど、初めて来院する患者さんの不安を少しでも和らげることを意識していればビジネスプロフィールを通じた集患を実感できるでしょう。

    患者を集める・患者数を増やす、クリニックのファン化をオールインワンで実現

    特徴

    ・創業事業のSEOで磨き上げたアルゴリズム分析による精度の高い内部最適化と効果の高い外部対策により、上位表示施策97%の実績 ・カスタマーサクセスによるきめ細かく手厚いフォロー体制 ・社内で開発しているため、アップデートが速い ・GMOインターネットグループが保有する豊富なドメインなど上位施策に必要な資産の活用が可能

    その他特徴

    集患支援 実績多数 セキュリティに強い

    対応業務

    SEO対策 リニューアル

    診療科目

    全て
    【実績多数】集患・増患の悩みを解決。月額3万円(税別)から任せられる!WEB広告運用代行サービス

    特徴

    1.広告出稿費月額3万円(税別)から任せられる:独自システムによる自動化で業界屈指の低価格スタートを実現 2.WEB広告運用のプロチームが集患・増患を強力サポート 3.クリニックのWEB広告運用に必須の電話経由の問合せも計測:電話経由の予約・問い合わせも含めた費用対効果の可視化ができる 4.内科・眼科・心療内科・産婦人科・皮膚科など多くの診療科で実績あり 5.安心して広告運用を任せられるGoogle Premier Partner/Yahoo!広告正規代理店

    その他特徴

    集患支援 実績多数

    対応業務

    広告運用代行

    診療科目

    全て
    Googleマイビジネスを活用した集患対策、マーケティングサポート

    特徴

    Googleマイビジネスの最適化(MEO対策)によるマーケティングをサポートします。「エリア×診療科目」などの、検索ボリュームの大きい重要なキーワードはもちろんのこと、キーワード数に依存することなく、医療機関の特徴やご要望を伺った上で施策を行います。弊社では、他社で散見されるGoogle社におけるガイドラインに違反するような施策を行うのではなく、ビジネス情報を”育てる”というスタイルで地に足を付けた対策を行います。ペナルティを受け、積み上げてきたビジネス情報が削除されてしまうといったことが無いよう、長期的な視点でのご提案を徹底しております。 コスト面においても、高額な費用となる可能性が高い成果報酬型ではなく、低価格で安定している月額制を採用しています。

    診療科目

    全て

    藤原友亮

    執筆 執筆者 | 藤原友亮

    医療ライター。病院長や医師のインタビュー記事を多く手がけるほか、クリニックのブログ執筆やSNS運用なども担当。また、法人営業経験が長く医療機器メーカーや電子カルテベンダーの他、医師会、病院団体などの取材にも精通している。


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