患者数を増やしたいものの、カルテ入力にかかる時間を削減しない限り、物理的にこれ以上増やせない……。そんな悩みを抱えている医師はいませんか? タイピングに苦手意識がある場合は特に、現状の入力をこなすだけでも疲弊しているケースが多いでしょう。そこでぜひ導入をおすすめしたいのが、AIによる音声入力です。カルテ入力にAI音声入力機能を使うことで、日々の業務がどの程度変わるのかを解説していきます。
クラウド型電子カルテ「CLIUS」
クラウド型電子カルテ「CLIUS」は、予約・問診・オンライン診療・経営分析まで一元化できる機能を備えています。効率化を徹底追求し、直感的にサクサク操作できる「圧倒的な使いやすさ」が、カルテ入力業務のストレスから解放します。
詳しい内容を知りたい方は下記フォームからお問い合わせください。
医師が診療時間外にカルテ入力しなくてはならない理由は?
医師のカルテ入力は、診察時間内にすべて終わるものではありません。そのため、多くの医師は、診療時間外に、カルテ入力をはじめとする事務作業のための時間を確保しています。
なぜかというと、次のような理由があるため、診療中に必要なことをすべ手入力しきれないのです。
それぞれ詳しくみていきましょう。
診療中は入力より対話が優先である
外来では、問診・診察・検査説明・治療方針の合意形成などを同時並行でおこなっていきます。これらは患者と目を合わせて話すことが重要であるため、診察中に詳細までカルテに打ち込むことはできない場合が多いといえます。特に、1人あたり5~10分と外来の時間が短い診療科の場合、その場で完璧な記録を書くことはできないでしょう。
診療報酬・法的要件のため詳細に記録する必要がある
電子カルテは、単に患者の症状などをメモするものではありません。診療報酬請求、医療安全対策、訴訟リスク対応、療法上の保存義務対応などに役立てる必要があるため、記載しなければならない事項はたくさんあります。
具体的には、症状の経過、検査をおこなった根拠、説明と同意の内容、除外診断(なぜ他疾患ではないか)などまで記載する必要があります。
電子カルテの操作に時間がかかる
電子カルテを使い慣れていないうちは、テンプレート選択、検査オーダー入力、画像参照、処方入力など複数の画面を行き来するだけでもかなりの時間を消費してしまうことがあります。また、自由記載が多い場合、タイピングのスピードによっては記載に時間がかかります。
診療が押して入力が後回しになる
外来が混雑してくると、「まずは診察を回す→カルテ入力は後でまとめて」という流れになりがちです。結果として、診療終了後に、カルテ入力のための時間を1~2時間確保する必要が生じやすくなります。
医師の責任で最終確認が必要である
医師事務作業補助者(クラーク)などにカルテ入力代行を頼んだ場合に関して、最終的な責任は医師となります。専門的判断は自分で文章化する必要がありますし、修正や追記が必要になることもあるため、代行を頼んだとしても残業を免れない場合が多いと考えられます。
クラウド型電子カルテ「CLIUS」
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医師のカルテ入力負担は実態のところどの程度?
医師がカルテ入力に要する1日当たりの時間数に関する公式データはありませんが、NTTコミュニケーションズと奈良県が2023年に実施した医療DXの実証実験では、カルテ入力に時間のかかる医療従事者は、1日の勤務時間の3割をカルテ入力に充てていることが判明しています。
さらに、同じ実証実験において、1日に5回以上、音声入力を使った医療従事者は、カルテ入力の負担軽減を実感できているとされています。
クラウド型電子カルテ「CLIUS」
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電子カルテ記入に活用できる「AI音声入力」機能とは?
導入にあたって多くの医師が懸念されるのが「個人情報の取り扱い」です。医療用AI音声入力サービスの多くは、「入力されたデータをAIの再学習に利用しない」契約形態をとっており、厚生労働省の「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」に準拠したセキュアな環境で運用されています。患者との機密性の高い会話が外部に漏れる心配はありません。
AIによる文章作成の流れは次の通りです。
事前準備
インターネットに接続したパソコンで、AI音声入力システムを立ち上げて、集音マイクをONにします。ノートパソコンの場合、内蔵マイクも利用することができますが、より正確に録音するためには外付けマイクが推奨されます。
患者への説明・同意の取得
AI音声入力を用いて会話を録音することを患者や家族に説明して、同意を得ます。患者や家族が診察室に入ってからではなく、受付時や問診時に、予め説明したうえで同意を得ておくのでも構いません。
録音・音声入力の開始
録音・音声入力ツール内の録音ボタンを押して、音声入力を開始します。録音時には、マイクに向かって話す必要はありません。
会話の文字起こし
診察中は、AIがリアルタイムで文字起こしします。
録音・音声入力の終了
診察が終わったら、終了ボタンを押して録音を終了します。
AIによる要点抽出・カルテ形式への自動要約
文字起こしされた文章をAIが分析して、重要なポイントや情報を自動で抽出したうえで最適な文章に要約します。この際、疾患名や薬剤名が正確に照合・入力されます。なお、カルテの一般的な記載方法であるSOAP形式に沿った文章の自動生成も可能です。
医師やほかスタッフによる内容確認
生成した文章に間違いやおかしなところがないか、医師やクラークが確認します。AIが生成した文章であっても、最終責任は医師が負うことになるため、注意深くチェックする必要があります。
電子カルテへの転記
内容の確認が済んだら、電子カルテに転記します。転記方法は、コピー&ペーストやAPI連携によるワンクリックなど、システムによって異なります。
なお、「API」とは「Application Programing Interface(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)」の略称で、ソフトウェアやプログラム、webサービスの間をつなぐインターフェースのことを指します。つまり、「API連携」とは、電子カルテと音声入力ツールを連携させることを意味しています。
すでにお使いの電子カルテがAI連携に対応していない場合でも、ブラウザの拡張機能や専用の連携ソフトを用いることで、ボタン一つで適切な項目(主訴・所見・計画など)へ自動入力できる仕組みを構築できるケースが増えています。自院のカルテでどこまで自動化できるか、デモ等で確認することが導入成功の鍵となります。
クラウド型電子カルテ「CLIUS」
クラウド型電子カルテ「CLIUS」は、予約・問診・オンライン診療・経営分析まで一元化できる機能を備えています。効率化を徹底追求し、直感的にサクサク操作できる「圧倒的な使いやすさ」が、カルテ入力業務のストレスから解放します。
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AI音声入力導入後の数値的変化は?
AI音声入力サービス、あるいはAI音声入力機能を備えている電子カルテはいくつかあります。そのひとつが、医療用語対応の高精度な音声認識によって、AIがカルテを自動生成してくれることから、全国900件以上の医療機関に導入されており、累計診察数100万回を突破している「medimo(メディモ)」です。
medimoの実証実験は、これまでに複数の医療機関で実施されています。
2023年6月にβ版がリリースされて以降は、β版を導入した複数の医療機関において、カルテ入力時間が8割以上削減できたという結果が出ています。
さらに、2024年3月には正式版がリリースされていますが、その後、2025年10月にmedimoを導入した『医療法人社団 生和会グループ』は、グループ病院全体でのカルテ作成などの書類業務の時間を、3か月で合計約2,000時間削減できたことを公表しています。
参照:生成AIを用いた診療録作成「medimo」、生和会グループ「全病院」への導入を決定。臨床検証で3ヶ月間に約2,000時間の業務削減効果を確認
クラウド型電子カルテ「CLIUS」
クラウド型電子カルテ「CLIUS」は、予約・問診・オンライン診療・経営分析まで一元化できる機能を備えています。効率化を徹底追求し、直感的にサクサク操作できる「圧倒的な使いやすさ」が、カルテ入力業務のストレスから解放します。
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AI音声入力導入で何が変わる?
2025年6月に、全国初となる大学病院でのmedimo導入に踏み切った『兵庫医科大学』は、medimo導入時に、同システムの導入によって次の効果が期待できると公表しています。
参照:兵庫医科大学「病状説明をAIが自動要約し電子カルテに記録~大学病院で全国初の導入~」
このうち、1に関しては先に解説した通りで、2~4に関してはAI音声入力導入による大きな副次効果といえるでしょう。
2.3に関しては、先に解説した、カルテ入力に時間をかけなくてはならない理由のうち、「診療報酬・法的要件のため詳細に記録する必要がある」の強化にもつながります。4に関しては、医師自身の意識が自然と変わることから、説明スキル向上が期待できることに加え、患者満足度の向上も期待できるといえるでしょう。
5. チーム全体での情報共有のスピードアップ
医師が診察直後にカルテを完成させられるため、看護師や受付スタッフが「カルテ待ち」で指示を確認できない時間がなくなります。これにより、会計待ち時間の短縮や、処置へのスムーズな移行が可能になり、クリニック全体のワークフローが劇的に改善します。
クラウド型電子カルテ「CLIUS」
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生成AI×電子カルテの最新の動向は?
生成AIを電子カルテ入力に活かすための仕組み作りは、現在も進化し続けています。
最新の動向としては、2026年1月19日、『独立行政法人地域医療機能推進機構(JCHO)北海道病院』でのAIカルテ下書き実証実験が、厚生労働省事業に採択されて開始となっています。具体的な事業名は、「ICT機器を活用した勤務環境改善の先駆的取組をおこなうモデル医療機関調査支援事業」で、AI音声認識システム「今日のAI音声認識」と、NTTドコモビジネスが提供するスマートフォンを『独立行政法人地域医療機能推進機構(JCHO)北海道病院』に導入して、電子カルテシステム「MI・RA・Is V(ミライズ ファイブ)」との連携を進めるというものです。
実証実験の目的は、「医師の電子カルテ記録時間の削減」および「医師の患者への診療(対話)時間の拡大」ですが、これに付随して、患者満足度向上、患者の待ち時間減少、医師のバーンアウト防止などの効果も期待されています。
参照:NTTドコモビジネス株式会社「厚生労働省事業に採択、JCHO北海道病院でAIカルテ下書き実証開始」
参照:独立行政法人地域医療機能推進機構(JCHO)北海道病院「厚生労働省事業に採択、JCHO北海道病院でAIカルテ下書き実証開始 ―診療記録の負担軽減と患者中心の対話回復へ―」
クラウド型電子カルテ「CLIUS」
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電子カルテに搭載されているAI機能もフル活用しよう!
ここまで解説してきた通り、AI音声入力機能を遣えば、電子カルテ入力の負担が大幅に削減されることが期待できますが、電子カルテ入力に役立つ生成AI関連の機能は他にもあります。たとえば、クラウド型電子カルテ「CLIUS(クリアス)」には、所見欄に記載された診療情報をAIが読み取って、適切なオーダー候補を独自のアルゴリズムをもとに表示する「オーダー推薦機能」が搭載されています。
もちろん、「AmiVoice(アミボイス)」をはじめとする音声入力ソフトなどと連携して使うこともできますので、ぜひ導入を検討してみてくださいね。
参照:株式会社アドバンスト・メディア「AmiVoice(アミボイス)」
参照:CLIUS『電子カルテ × AI で診療を効率化!独自の推薦アルゴリズムを用いた「オーダー推薦機能」を提供開始』
特徴
対象規模
オプション機能
提供形態
診療科目
この記事は、時点の情報を元に作成しています。
