PHRとは?意味・EHRとの違いと医療DXでの位置づけ
目次
  1. この記事の結論(要点)
  2. PHRとは
  3. PHRとEHR・EMRの違い
  4. PHRの活用(期待される効果)
  5. 医療DXとPHR
    1. クリニックへの影響
  6. まとめ

この記事の結論(要点)

  • PHRとは、個人が自分の健康・医療に関する情報を、生涯にわたって管理・活用する仕組み(Personal Health Record)
  • 健診結果、服薬、既往歴、予防接種などを、マイナポータルやスマホアプリを通じて本人が一元的に把握できる。
  • 医療機関が管理する「EHR(電子健康記録)」とは、主体が「個人」である点が異なる。
  • 医療DXの重要なテーマであり、予防・健康づくりや、電子カルテ情報共有サービスを介した医療機関との情報連携が期待されている。

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PHRとは

PHR(Personal Health Record/パーソナル・ヘルス・レコード)とは、個人が、自分自身の健康・医療に関する情報を、生涯にわたって記録・管理し、活用する仕組みのことだ。

私たちの健康・医療の情報は、これまで、受診した医療機関ごと、健診機関ごとに、バラバラに保管されてきた。PHRは、こうした情報を「本人」を中心に一元的に集め、本人が把握・活用できるようにする考え方だ。

PHRに含まれる情報には、たとえば次のようなものがある。

  • 健康診断・検診の結果
  • 服薬(お薬手帳)の情報
  • 既往歴・アレルギー
  • 予防接種の記録
  • 日々のバイタル(血圧・体重など)や生活習慣の記録

スマートフォンのアプリなどを通じて、これらを本人が管理できるようにする取り組みが進んでいる。

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PHRとEHR・EMRの違い

PHRと似た言葉に「EHR」「EMR」がある。違いは、「誰が主体か」にある。

用語 主体 内容
PHR 個人(本人) 本人が管理する、生涯にわたる健康・医療情報
EHR(電子健康記録) 医療機関・地域 複数の医療機関で共有される診療情報
EMR(電子カルテ) 医療機関(個別) 各医療機関内の診療記録(電子カルテ)
  • EMR(電子カルテ):一つの医療機関の中で使う診療記録。
  • EHR:地域や複数の医療機関で、診療情報を共有する仕組み。
  • PHR:本人が主体となって、自分の健康・医療情報を管理する仕組み。

つまり、医療機関側の記録がEMR・EHRであるのに対し、PHRは「本人が持つ・管理する」ものだ。この主体の違いが、PHRの大きな特徴である。

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PHRの活用(期待される効果)

  • 予防・健康づくり:自分の健康状態を把握し、生活習慣の改善に活かせる。
  • 医療の質の向上:受診時に、既往歴や服薬情報を正確に伝えられる。
  • 重複検査・投薬の防止:情報が把握できることで、無駄を減らせる。
  • 継続的な健康管理:転居・転職・ライフステージの変化を越えて、情報を持ち運べる。
  • 災害・救急時の備え:いざというときに、自分の医療情報を示せる。

「自分の健康情報を、自分で持ち、活用する」ことは、一人ひとりが主体的に健康と向き合う土台になる。

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医療DXとPHR

国が進める医療DX(デジタル・トランスフォーメーション)において、PHRは患者本人の健康管理(セルフメディケーション)を促進する中心的基盤と位置づけられている。

具体的には、マイナポータルを通じて、特定健診結果、薬剤情報、診療情報(受診歴・医療費通知)などが本人のスマホ等で一元閲覧可能となっている。さらに、民間企業が提供する健康管理アプリ(民間PHR)とマイナポータル等の公的APIが連携することで、日常生活データ(バイタル等)と公的医療データを融合させた高度な健康管理サービスが展開されつつある。

クリニックへの影響

PHRの普及は、クリニックの診療実務にも大きな変化をもたらす。

  • 問診・情報把握の効率化:患者が持参するPHR(マイナポータルや連携アプリ)の情報を活用できれば、初診時の既往歴・服薬状況の確認が確実かつスムーズになる。
  • 患者との連携:生活習慣病の指導など、日々のバイタルデータを共有しながら継続的な健康管理を患者と一緒に進めやすくなる。
  • データ連携への対応:国が推進する「電子カルテ情報共有サービス」や、医療情報の標準規格であるHL7 FHIRへの対応が求められる。電子カルテやWeb問診システムがこれら標準規格に対応しているかどうかが、今後のシステム選定の重要な基準となる。

医療機関としては、PHRや標準化データと連携できるシステム環境を整えておくことが、これからの医療DXの流れに沿った対応となる。

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まとめ

PHRとは、個人が自分の健康・医療情報を生涯にわたって管理・活用する仕組みで、健診結果・服薬・既往歴・予防接種などを本人が一元的に把握できる。医療機関が管理するEHR・EMR(電子カルテ)とは、「本人が主体」である点が異なる。

PHRは、予防・健康づくりやマイナポータルを介した情報連携に役立ち、医療DXの重要なテーマとなっている。クリニックにとっても、問診の効率化や患者との連携の面で関わりが深く、HL7 FHIR等の標準規格や電子カルテ情報共有サービスと連携できるシステム環境を整えておくことが求められる。

Mac・Windows・iPadで自由に操作、マニュア ルいらずで最短クリック数で診療効率アップ

特徴

1.使いやすさを追求したUI・UX ・ゲーム事業で培って来た視認性・操作性を追求したシンプルな画面設計 ・必要な情報のみ瞬時に呼び出すことが出来るため、診療中のストレスを軽減 2.診療中の工数削減 ・AIによる自動学習機能、セット作成機能、クイック登録機能等 ・カルテ入力時間の大幅削減による患者様と向き合う時間を増加 3.予約機能・グループ医院管理機能による経営サポート ・電子カルテ内の予約システムとの連動、グループ医院管理機能を活用することにより経営サポート実現 ・さらにオンライン診療の搭載による効率的・効果的な診療体制実現

対象規模

無床クリニック向け 在宅向け

オプション機能

オンライン診療 予約システム モバイル端末 タブレット対応 WEB予約

提供形態

サービス クラウド SaaS 分離型

診療科目

内科、精神科、神経科、神経内科、呼吸器科、消化器科、、循環器科、小児科、外科、整形外科、形成外科、美容外科、脳神経外科、呼吸器外科、心臓血管科、小児外科、皮膚泌尿器科、皮膚科、泌尿器科、性病科、肛門科、産婦人科、産科、婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、気管食道科、放射線科、麻酔科、心療内科、アレルギー科、リウマチ科、リハビリテーション科、、、、