研修医の給料はいくら?1年目・2年目の手取りと、病院ごとに差がつく理由

「研修医の給料は安い」と言われます。実際、同じ2年間を過ごしても、病院によって年収に2〜3倍の開きが出ることがあります。

この差は、能力ではなく制度と病院の資金構造から生まれます。この記事では、初期臨床研修医の給与水準を整理したうえで、なぜ差がつくのか、研修先を選ぶときに何を見るべきかを扱います。

クラウド型電子カルテ「CLIUS」

クラウド型電子カルテ「CLIUS」は、予約・問診・オンライン診療・経営分析まで一元化できる機能を備えています。効率化を徹底追求し、直感的にサクサク操作できる「圧倒的な使いやすさ」が、カルテ入力業務のストレスから解放します。

詳しい内容を知りたい方は下記フォームからお問い合わせください。

目次
  1. 研修医の給料——全体像
  2. 額面と手取りの違い
  3. 🔴 給料の差を生む3つの要素
    1. ① 当直料が基本給に含まれるか、別途支給か
    2. ② 副業(アルバイト)が認められるか
    3. ③ 宿舎・手当などの現物支給
  4. 初期研修と後期研修(専攻医)の違い
  5. 研修先を選ぶときに、給料以外で見るべきこと
  6. よくある質問
  7. まとめ

研修医の給料——全体像

初期臨床研修医(1〜2年目)の給与は、病院の設置主体によって大きく変わります。

設置主体 傾向 背景
大学病院 低い傾向 研修医数が多く、教育機関としての位置づけが強い
市中病院(民間) 高い傾向 診療の戦力として期待される度合いが大きい
公立・公的病院 中間 給与規程に基づく
地方の中小病院 高い場合がある 医師確保のため条件を上乗せする

一般に「大学病院は低く、市中病院は高い」という傾向があります。地方の民間病院が、医師を集めるために高い条件を提示するケースもあります。

厚生労働省は「臨床研修医の処遇に関する調査」を実施しており、研修病院ごとの募集条件はレジナビ等の情報サイトや各病院の募集要項で公開されています。志望先を比較する際は、そちらで実額を確認してください。

額面と手取りの違い

給与の話で混乱しやすいのが、額面(支給総額)と手取り(手取り額)の差です。

額面から次が引かれます。

  • 健康保険料
  • 厚生年金保険料
  • 雇用保険料
  • 所得税
  • 住民税(※1年目は前年所得がないため、原則かかりません)

社会保険料と税を合わせると、額面のおおむね2割前後が控除されるのが一般的です。

⚠️ 2年目に注意が必要です。1年目の所得に対する住民税が2年目の6月から発生します。額面が同じでも手取りが下がるため、「昇給したのに手取りが減った」と感じる場面が出てきます。

🔴 給料の差を生む3つの要素

同じ「研修医の給料」でも、比較する際に見るべき点が3つあります。

① 当直料が基本給に含まれるか、別途支給か

募集要項の年収に当直料が含まれているかどうかで、実態は大きく変わります。

「月給◯◯万円(当直4回含む)」と「月給◯◯万円+当直料1回あたり◯万円」では、同じ表示額でも意味が違います。当直回数の上限が決まっているかも確認してください。

② 副業(アルバイト)が認められるか

初期研修中のアルバイトは、原則として認められていません。臨床研修に専念する義務が課されているためです。

一方、後期研修(専攻医)以降は、勤務先の規定により外勤が認められる場合があります。この差は収入に直結するため、「研修医の給料」を語るときには初期研修と後期研修を分けて考える必要があります。

③ 宿舎・手当などの現物支給

給与以外の待遇も実質的な差になります。

  • 宿舎の有無と自己負担額
  • 食事補助
  • 学会参加費・書籍代の補助
  • 引越し費用の負担

月2〜3万円相当の差が、年間では数十万円になります。額面だけで比較すると見落とします。

クラウド型電子カルテ「CLIUS」

クラウド型電子カルテ「CLIUS」は、予約・問診・オンライン診療・経営分析まで一元化できる機能を備えています。効率化を徹底追求し、直感的にサクサク操作できる「圧倒的な使いやすさ」が、カルテ入力業務のストレスから解放します。

詳しい内容を知りたい方は下記フォームからお問い合わせください。

初期研修と後期研修(専攻医)の違い

初期臨床研修医 専攻医(後期研修)
期間 2年間(必修) 3年以上(専門領域による)
位置づけ 基本的な診療能力の習得 専門医資格の取得
アルバイト 原則不可 勤務先の規定による
給与水準 低め 上がる

専攻医の制度については、専攻医とは?後期研修医との違い・研修期間・シーリング制度 で整理しています。

研修先を選ぶときに、給料以外で見るべきこと

給与は判断材料の一つにすぎません。2年間で得られる経験の量は、その後のキャリアに長く影響します。

① 症例数と経験できる手技

救急の受け入れ件数、担当できる患者数、指導医の下でどこまで手を動かせるか。「見学」で終わるか「担当」させてもらえるかは大きな差です。

② 指導体制

指導医1人あたりの研修医の数、フィードバックの機会、カンファレンスの頻度。

③ 労働時間の実態

2024年4月から医師の時間外労働に上限規制が適用されています。研修医も対象で、宿日直許可の有無によって扱いが変わります。募集要項の勤務時間と、実際の在院時間が乖離していないかは、可能なら見学時に確認したいところです。

④ 進路の広がり

その病院で初期研修を終えた人が、どの専門領域へ進んでいるか。関連施設との繋がりが、専攻医としての選択肢に影響します。

よくある質問

Q. 研修医は確定申告が必要ですか。

給与のみで年末調整を受けていれば、原則不要です。ただし複数の勤務先から給与を得た場合や、医療費控除・ふるさと納税を利用する場合は申告が必要になります。

Q. 1年目と2年目で給料は上がりますか。

多くの病院で昇給があります。ただし2年目から住民税が発生するため、手取りの増加は額面ほどではありません。

Q. 初期研修中にアルバイトはできますか。

原則としてできません。臨床研修に専念する義務があり、多くの病院が規定で禁止しています。

Q. 大学病院と市中病院、どちらを選ぶべきですか。

給与だけを見れば市中病院が有利な傾向にあります。ただし大学病院は専門領域への接続、希少症例の経験、研究への関与という面で利点があります。何を優先するかによって答えが変わります。

Q. 給料が高い病院は激務ですか。

必ずしも相関しません。地方で医師確保が難しい病院が、条件を上乗せしているケースもあります。給与と業務量は分けて確認してください。

クラウド型電子カルテ「CLIUS」

クラウド型電子カルテ「CLIUS」は、予約・問診・オンライン診療・経営分析まで一元化できる機能を備えています。効率化を徹底追求し、直感的にサクサク操作できる「圧倒的な使いやすさ」が、カルテ入力業務のストレスから解放します。

詳しい内容を知りたい方は下記フォームからお問い合わせください。

まとめ

  • 研修医の給与は、病院の設置主体によって大きく異なる。大学病院は低め、市中病院は高めの傾向
  • 額面の約2割が社会保険料と税で引かれる。1年目は住民税がかからないが、2年目の6月から発生する
  • 比較する際は、当直料の扱い・副業の可否・宿舎などの現物支給の3点を揃えて見る
  • 初期研修中のアルバイトは原則不可。後期研修以降とは前提が違う
  • 給与以外に、症例数・指導体制・労働時間の実態・進路の広がりを見る

給与の差は制度と病院の構造から生まれるもので、2年間で何を経験できるかとは別の軸です。両方を並べて比較したうえで選ぶのが現実的だと思います。


参考

Mac・Windows・iPadで自由に操作、マニュア ルいらずで最短クリック数で診療効率アップ

特徴

1.使いやすさを追求したUI・UX ・ゲーム事業で培って来た視認性・操作性を追求したシンプルな画面設計 ・必要な情報のみ瞬時に呼び出すことが出来るため、診療中のストレスを軽減 2.診療中の工数削減 ・AIによる自動学習機能、セット作成機能、クイック登録機能等 ・カルテ入力時間の大幅削減による患者様と向き合う時間を増加 3.予約機能・グループ医院管理機能による経営サポート ・電子カルテ内の予約システムとの連動、グループ医院管理機能を活用することにより経営サポート実現 ・さらにオンライン診療の搭載による効率的・効果的な診療体制実現

対象規模

無床クリニック向け 在宅向け

オプション機能

オンライン診療 予約システム モバイル端末 タブレット対応 WEB予約

提供形態

サービス クラウド SaaS 分離型

診療科目

内科、精神科、神経科、神経内科、呼吸器科、消化器科、、循環器科、小児科、外科、整形外科、形成外科、美容外科、脳神経外科、呼吸器外科、心臓血管科、小児外科、皮膚泌尿器科、皮膚科、泌尿器科、性病科、肛門科、産婦人科、産科、婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、気管食道科、放射線科、麻酔科、心療内科、アレルギー科、リウマチ科、リハビリテーション科、、、、