紹介状のもらい方|かかりつけ医への頼み方、料金の目安、発行までの日数と有効期限

紹介状は、いま診てもらっている医師に「別の医療機関で診てもらいたい」と伝え、診察を受けたうえで書いてもらいます。正式には「診療情報提供書」と呼ばれ、病名や経過、血液や画像の結果、飲んでいる薬などを、紹介先の医師に引き継ぐための書類です。

頼むときに伝えるのは「どこにかかりたいか」「なぜかかりたいか」「急ぐかどうか」の3つです。料金は保険が使え、3割負担なら紹介状の分は750円です。この記事では、令和8年度診療報酬改定後の点数をもとに、受診前に決めておくことを順に整理します。

クラウド型電子カルテ「CLIUS」

クラウド型電子カルテ「CLIUS」は、予約・問診・オンライン診療・経営分析まで一元化できる機能を備えています。効率化を徹底追求し、直感的にサクサク操作できる「圧倒的な使いやすさ」が、カルテ入力業務のストレスから解放します。

詳しい内容を知りたい方は下記フォームからお問い合わせください。

目次
  1. 紹介状をかかりつけ医に頼むときに伝える3つのこと
    1. 希望の病院・診療科・医師を伝える
    2. 大きな病院にかかりたい理由を伝える
    3. 急ぎかどうかと、受診したい時期を伝える
  2. 紹介状の料金は保険適用で、3割負担なら750円
    1. 画像や血液の結果を電子的に添えると加算がつくことがある
    2. 紹介状なしで大きな病院にかかると特別の料金がかかる
  3. 紹介状の発行までの日数は当日から1週間ほどが目安
  4. 紹介状に法律上の有効期限はない
  5. 紹介状の封は開けずに紹介先へ持っていく
  6. セカンドオピニオン用の紹介状は、主治医を変えずに意見を聞くためのもの
  7. 初めてかかる医療機関でも紹介状は頼める
  8. よくある質問
    1. 紹介状を頼むと、かかりつけ医に嫌がられませんか
    2. 紹介状をもらったあと、別の病院に変えたくなったらどうすればよいですか
    3. 紹介状を書いてもらった月に、もう1通頼むと料金はかかりますか
  9. まとめ
  10. 参考

紹介状をかかりつけ医に頼むときに伝える3つのこと

紹介状は、医師が「別の医療機関での診療が必要だ」と判断して書くものです。患者から頼むこともでき、遠慮はいりません。ただ、医師は患者の希望が分からないと、紹介先も書く内容も決められません。診察の最初に、次の3つを伝えると話が早く進みます。

希望の病院・診療科・医師を伝える

行きたい病院が決まっているなら、病院名と診療科を伝えます。特定の医師に診てもらいたい場合は、その名前も伝えます。宛名が決まっていると、紹介先で予約を取るときに話が通りやすくなります。

決まっていなければ「どこがよいか相談したい」と伝えれば十分です。かかりつけ医は、地域の病院がどんな診療を得意としているか、紹介後の連携がしやすいかを知っています。通いやすさ(自宅や職場からの距離)も一緒に伝えると、候補を絞ってもらえます。

大きな病院にかかりたい理由を伝える

理由によって、紹介状に書く内容や紹介先が変わります。

  • 症状がよくならない、原因をはっきりさせたい
  • 手術や入院が必要と言われ、設備のある病院で受けたい
  • 専門の医師に治療方針を相談したい
  • 引っ越しや転勤で、通う医療機関を変える

引っ越しが理由なら、紹介先は大きな病院でなく、転居先の近くのクリニックがよい場合もあります。「なぜ行きたいか」を話すと、医師から別の選択肢を示してもらえることもあります。

急ぎかどうかと、受診したい時期を伝える

症状が悪くなっている、仕事の都合で受診できる日が限られている、といった事情があれば伝えます。急ぎの場合は、医師が紹介先に電話で連絡を入れたり、予約を代わりに取ったりすることがあります。

受診の時期が先になるなら、そのことも伝えておきます。紹介状は書いた時点の情報なので、受診日に近いタイミングで書いてもらうほうが中身が新しくなります。

紹介状の料金は保険適用で、3割負担なら750円

紹介状の料金は、健康保険の「診療情報提供料(Ⅰ)」で決まっています。令和8年度の改定後も250点で、改定前から変わっていません。1点は10円なので、総額は2,500円です。窓口で払うのは、このうち自己負担割合の分です。

自己負担割合 紹介状の分の窓口負担
3割(70歳未満の多く) 750円
2割(未就学児、70〜74歳など) 500円
1割(75歳以上の多く) 250円

紹介状は診察を受けたうえで書いてもらうので、実際にはこのほかに再診料(令和8年度は76点)などの診察の費用がかかります。3割負担なら、紹介状と診察の費用を合わせて1,000円前後になるのが一般的です。

画像や血液の結果を電子的に添えると加算がつくことがある

紹介状に、血液や画像の結果などの診療記録を電子的に閲覧できる形で添えた場合は、届出をしている医療機関に限り加算がつきます。通院中の患者なら30点で、3割負担で90円上がります。レントゲンやCTの画像をCD-ROMなどに保存して渡す場合、その費用の扱いは医療機関によって異なるので、窓口で確かめてください。

紹介状なしで大きな病院にかかると特別の料金がかかる

特定機能病院や、紹介状を持って受診する患者を中心に診る「紹介受診重点医療機関」などの大きな病院に紹介状なしで初診でかかると、窓口負担とは別に「特別の料金」がかかります(金額と免除される場合は「選定療養費とは」を参照)。紹介状をもらう費用は、この特別の料金よりずっと少なくすみます。

紹介状の発行までの日数は当日から1週間ほどが目安

紹介状の発行日数に決まりはありません。診察のあとその場で書いてもらえることもあれば、後日の受け取りになることもあります。後日になりやすいのは次のような場合です。

  • 血液などの結果がまだ出ておらず、結果を書き込んでから渡したい
  • レントゲンやCTなどの画像データをCD-ROMに保存して同封する
  • 通院期間が長く、経過をまとめるのに時間がかかる

後日の受け取りになるなら、受け取りに行く日と、紹介先の予約日の順番を先に確かめておきます。紹介先の予約を先に取ると、予約日までに紹介状が間に合わないことがあります。郵送に対応している医療機関もあるので、再来院が難しいときは相談してみてください。

クラウド型電子カルテ「CLIUS」

クラウド型電子カルテ「CLIUS」は、予約・問診・オンライン診療・経営分析まで一元化できる機能を備えています。効率化を徹底追求し、直感的にサクサク操作できる「圧倒的な使いやすさ」が、カルテ入力業務のストレスから解放します。

詳しい内容を知りたい方は下記フォームからお問い合わせください。

紹介状に法律上の有効期限はない

紹介状の有効期限を定めた法律はありません。ただし、中身は書いた日の病状と、その時点までの結果です。日が空くと、紹介先の医師が知りたい「いまの状態」とずれていきます。

目安は「もらったらなるべく早く受診する」です。受診先の病院によっては、発行からの期間に目安を設けているところもあるので、予約の電話で確かめると確実です。日が空いてしまい、そのあと症状が変わったり新しく調べたりした場合は、書き直しを頼むほうが紹介先で話が早く進みます。

紹介状の封は開けずに紹介先へ持っていく

紹介状は、紹介先の医師に宛てた書類です。封を開けると、途中で書き換えられていないかを紹介先が確かめられなくなり、受け取ってもらえないこともあります。自分で読みたくなっても、封はそのまま持っていきます。

中身が気になる場合は、書いてもらうときに「どんなことを書いたか」を医師に聞けば、内容を説明してもらえます。自分の診療記録の開示を求める方法もあります。

受診の当日は、次のものを一緒に持っていきます。

  • 紹介状(封をしたまま)
  • マイナ保険証または資格確認書
  • お薬手帳
  • 紹介状とは別に渡された画像のCD-ROMや血液の結果

紹介状のやり取りを電子で完結させる

電子カルテ情報共有サービスを使うと、診療情報提供書のやり取りが院内で完結します。導入までの手順をまとめた資料です。

電子カルテ情報共有サービス導入ガイドブックを見る

セカンドオピニオン用の紹介状は、主治医を変えずに意見を聞くためのもの

紹介状には、通う医療機関を変えるためのもの(診療情報提供料(Ⅰ))と、セカンドオピニオン用のもの(診療情報提供料(Ⅱ))があり、目的も料金も違います。

通常の紹介状 セカンドオピニオン用
目的 紹介先で診察や治療を受ける 治療方針について別の医師の意見を聞く
治療を受ける場所 紹介先へ移る(または紹介先と連携する) 基本的にいまの主治医のまま
紹介状の点数 250点 500点
3割負担の窓口負担 750円 1,500円
紹介先での費用 保険診療 セカンドオピニオン外来は自費が多い

手術を勧められて他の選択肢も知りたい、というように「治療を受ける場所は変えずに意見だけ聞きたい」ならセカンドオピニオン用を頼みます。紹介先で精密な診察や治療まで受けたいなら、通常の紹介状です。どちらか迷うときは、「治療は誰に任せたいか」を医師に伝えると、合う方を選んでもらえます。

クラウド型電子カルテ「CLIUS」

クラウド型電子カルテ「CLIUS」は、予約・問診・オンライン診療・経営分析まで一元化できる機能を備えています。効率化を徹底追求し、直感的にサクサク操作できる「圧倒的な使いやすさ」が、カルテ入力業務のストレスから解放します。

詳しい内容を知りたい方は下記フォームからお問い合わせください。

初めてかかる医療機関でも紹介状は頼める

初診の医療機関でも紹介状は書いてもらえます。紹介状は診療に基づいて書くものなので、その日に診察を受けることが前提です。「紹介状だけ書いてほしい」と診察なしで頼むことはできません。

かかりつけ医がいない人は、まず近くの内科やその症状を診る診療科を受診し、「大きな病院で診てもらいたい」と伝えます。その場で血液や画像を調べてから紹介先を決めることもあるので、1回の受診で紹介状が出るとは限りません。

電話で紹介状を頼めるかは、医療機関によって対応が分かれます。以前から通っていて病状を把握している医療機関なら、電話で相談したうえで受診日に受け取れることがあります。まずは電話で「紹介状を書いてもらいたいが、受診が必要か」を聞いてみてください。

よくある質問

紹介状を頼むと、かかりつけ医に嫌がられませんか

紹介は、医師にとって日常の業務のひとつです。必要な診察や治療ができる医療機関へつなぐことは、かかりつけ医の役割に含まれています。理由を伝えて頼めば、ほとんどの場合は問題なく書いてもらえます。

紹介状をもらったあと、別の病院に変えたくなったらどうすればよいですか

紹介状には宛先の医療機関が書かれています。別の病院にかかりたくなった場合は、書いてもらった医療機関に連絡し、宛先を変えて書き直してもらえるか相談してください。封を開けて自分で宛先を変えることはできません。

紹介状を書いてもらった月に、もう1通頼むと料金はかかりますか

診療情報提供料(Ⅰ)は、紹介先の医療機関ごとに、患者1人につき月1回算定します。別の医療機関宛てにもう1通書いてもらえば、その分の料金がかかります。

まとめ

紹介状は、診察を受けたうえで「どこに・なぜ・急ぐか」を伝えて頼みます。料金は保険適用で3割負担なら750円、封を開けずに、なるべく早く紹介先を受診します。受診先の予約と受け取り日の順番を先に決めておくと、当日に紹介状が間に合わない事態を防げます。

クラウド型電子カルテ「CLIUS」

クラウド型電子カルテ「CLIUS」は、予約・問診・オンライン診療・経営分析まで一元化できる機能を備えています。効率化を徹底追求し、直感的にサクサク操作できる「圧倒的な使いやすさ」が、カルテ入力業務のストレスから解放します。

詳しい内容を知りたい方は下記フォームからお問い合わせください。

参考

  • 厚生労働省「令和8年度診療報酬改定について」 https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_67729.html
  • 厚生労働省「医科診療報酬点数表(令和8年度改定 改正後・改正前対照)」B009 診療情報提供料(Ⅰ)、B010 診療情報提供料(Ⅱ)、A001 再診料 https://www.mhlw.go.jp/content/10808000/001662535.pdf
  • 厚生労働省「紹介状を持たずに特定の病院を受診する場合等の『特別の料金』の見直しについて」 https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26666.html
  • 厚生労働省「紹介受診重点医療機関」 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000123022_00003.html
Mac・Windows・iPadで自由に操作、マニュア ルいらずで最短クリック数で診療効率アップ

特徴

1.使いやすさを追求したUI・UX ・ゲーム事業で培って来た視認性・操作性を追求したシンプルな画面設計 ・必要な情報のみ瞬時に呼び出すことが出来るため、診療中のストレスを軽減 2.診療中の工数削減 ・AIによる自動学習機能、セット作成機能、クイック登録機能等 ・カルテ入力時間の大幅削減による患者様と向き合う時間を増加 3.予約機能・グループ医院管理機能による経営サポート ・電子カルテ内の予約システムとの連動、グループ医院管理機能を活用することにより経営サポート実現 ・さらにオンライン診療の搭載による効率的・効果的な診療体制実現

対象規模

無床クリニック向け 在宅向け

オプション機能

オンライン診療 予約システム モバイル端末 タブレット対応 WEB予約

提供形態

サービス クラウド SaaS 分離型

診療科目

内科、精神科、神経科、神経内科、呼吸器科、消化器科、、循環器科、小児科、外科、整形外科、形成外科、美容外科、脳神経外科、呼吸器外科、心臓血管科、小児外科、皮膚泌尿器科、皮膚科、泌尿器科、性病科、肛門科、産婦人科、産科、婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、気管食道科、放射線科、麻酔科、心療内科、アレルギー科、リウマチ科、リハビリテーション科、、、、