
看護師として働くうえで、「どんな規模の施設で働くか」は大きなポイントですよね。
大病院でスキルを磨くか、クリニックや施設でプライベートとの両立を取るか――。
今回は、実際に大規模施設・小規模施設の両方で働いた経験のある看護師さんたちに、「どちらが働きやすかったか」を聞いてみました。
リアルな声をもとに、それぞれのメリット・デメリットを見ていきましょう。
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大規模施設(大学病院・総合病院など)派の声
経験が積めて、成長できる環境
「1000床規模の大学病院の救命センターで勤務していたときは、研修制度がとても充実していて、スキルアップを目指すには最高の環境でした。
学会発表や資格取得など、目標を持って働く人にとってはやりがいがあります」(清水めぐみさん/50代・後半)
「大病院では、患者さんの異変時に医師や検査技師との連携がスムーズで、安心して働けました。医師が常駐していることでプレッシャーが少ないのも良かったです」(まさひろさん/30代・後半)
「リハビリ看護師としては、急性期との連携がある大病院のほうが安定して患者さんを看られました。委員会活動や学会発表など、経験を積むチャンスが多く、看護師としての視野が広がったと思います」(イロドリさん/40代・後半)
人間関係が広く、風通しも良い
「人数が多いと、苦手な人がいても他のスタッフと関わることで気持ちを切り替えられます。スタッフが多い手術室のほうが、人間関係のストレスは少なかったです」(ろったんさん/30代・前半)
「大規模病院のほうがハラスメント対策や産休育休など、制度面がしっかりしている印象です。人数が多いからこそ、働き方改革も進みやすいですね」(まーちゃんさん/30代・後半)
小規模施設(クリニック・老健・訪問看護など)派の声
体力的・精神的にゆとりがある
「500床の病院と入院施設のないクリニック、両方で働きましたが、小規模施設のほうが働きやすいです。
夜勤がなく、昼食もしっかり取れて、体調が安定しました。やっぱり“昼に働いて夜に休む”って大事なんだと実感しました」(みさちょさん/30代・前半)
「子育て中の今は、小規模多機能ホームで働いています。急なシフト変更にも柔軟に対応してもらえて、本当に助かっています。大病院時代は熱があっても休めず、心身ともに疲弊していました」(波さん/30代・後半)
「老健はゆっくり患者さんと関われる環境で、落ち着いて看護ができています。時間に追われる急性期よりも、“人と向き合う看護”をしたい私には合っていました」(kakoさん/30代・後半)
仕事内容が安定していて、生活リズムが整う
「1日30人ほどの小規模クリニックは、仕事内容が決まっていて緊急性も低く、心に余裕を持って働けます。
総合病院では次々と患者が来て、緊迫感がありましたが、今は落ち着いて働けています」(ぱんさん/40代・前半)
どちらが「働きやすい」かは人それぞれ
アンケートでは、「どちらがいい」と明確に答えるのは難しいという声も多数ありました。
「大きい病院では経験を積み、小規模施設では患者さんとじっくり向き合えました。
どちらも得るものがあって、どちらが良いとは一概に言えません」(みさちょさん/30代・前半)
「看護師としてのやりがいやスキルアップを重視するなら大病院。
家庭や生活リズムを優先したいなら小規模施設。
働きやすさは“自分が今何を大事にしたいか”で変わると思います」(清水めぐみさん/50代・後半)
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まとめ:ライフステージで“働きやすさ”は変わる
大規模施設は「スキルアップ・キャリア志向」の看護師さんに、小規模施設は「生活や家庭との両立重視」の看護師さんに向いている傾向がありました。
実際、多くの看護師さんが「若い頃は大病院で経験を積み、その後クリニックや施設でゆとりを持って働く」というキャリアを選んでいます。
どちらが正解ということはありません。
大切なのは、自分の今の生活・価値観に合った働き方を選ぶこと。
「スキルアップ」と「働きやすさ」、どちらを優先するかで、理想の職場はきっと変わってきます。
特徴
対象規模
オプション機能
提供形態
診療科目
この記事は、2025年9月時点の情報を元に作成しています。
執筆 CLIUS(クリアス )
クラウド型電子カルテCLIUS(クリアス)を2018年より提供。
機器連携、検体検査連携はクラウド型電子カルテでトップクラス。最小限のコスト(初期費用0円〜)で効率的なカルテ運用・診療の実現を目指している。
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