仕事ができる看護師ってどんな人?現役ナースたちが語る“本当にデキる人”の共通点

看護の現場で働いていると、「あの人、ほんと仕事できるな…」と思う瞬間ってありますよね。テキパキ動ける、判断が早い、患者さん対応が丁寧など、いろんな「できる」の形があります。

今回は現役看護師のみなさんに「あなたにとって仕事ができる看護師とは?」と聞いたアンケート結果を紹介します。リアルなエピソードの中に、“できる看護師”の本質が見えてきました。

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目次
  1. バランス感覚がある人 ー 「早い」「優しい」だけじゃダメ
  2. チーム全体を見渡せる人
  3. 感情に流されず、冷静に対応できる人
  4. 予測力と行動力がある人
  5. 直感を大切にできる人
  6. 「安心感を与えられる人」
  7. 人間性の豊かさがにじみ出る人
  8. 仕事ができる看護師は「相手を思い、チームで動ける人」

バランス感覚がある人 ー 「早い」「優しい」だけじゃダメ

「目配り、気配り、心配りができる看護師が仕事ができる看護師だと思う。ただ患者さんに親切なだけでは業務がスムーズにいかないこともあるし、逆に仕事は早くても対応が雑だとクレームになることもある。バランスが大事だと思う。」(ぽぽちゃんex/30代・前半/女性)

スピードと優しさ、どちらか一方では成り立たないのが看護の難しさ。

「バランスが大事」という言葉には、チーム医療の中で働く看護師ならではの実感がこもっています。

チーム全体を見渡せる人

「仕事ができるというフレーズだとテキパキ業務をこなすというイメージが浮かんでくるのですが、それだけではなく、そこには他スタッフの業務の進行具合の把握や後輩への的確な指導なども含まれてくると思います。上を目指すとキリがないですが単純に自分の仕事だけではないなと思います。」(はんばーぐ/40代・後半/女性)

「チーム内でタスク共有しながら仕事を割り振れる看護師。個別に患者様に対応することが多いため、一人が抱えているタスクがみえにくく、急変対応や臨時の対応が重なりキャパオーバーしてしまうことも。そのような場面を時折声をかけ合い、助け合う体制を作れる看護師。」(Kato/40代・前半/女性)

現場では「自分の仕事を終わらせる」よりも、「チームとしてどう動くか」が求められます。

周囲の動きを察してフォローに入れる、そんな人が「信頼される看護師」です。

感情に流されず、冷静に対応できる人

「何事も冷静に感情的にならず対応できる人、長期的な目線で物事を捉えることができる人」(ゆうき/40代・前半/女性)

「どんな忙しい状況でもイライラせず、それでも患者さんの訴えを聞きながら優しい言葉をかけている、そして、優先順位をしっかり把握されている方が、仕事ができる看護師と思っています。…患者さん目線ということが印象的でした。」(ナカテン/30代・後半/女性)

現場がどれだけ慌ただしくても、冷静さを保てる人は強い。その余裕が、患者さんにもチームにも安心感を与えます。

予測力と行動力がある人

「患者が急変する前のわずかな異変に敏感で、他のスタッフが異変に気づく頃にはドクターに報告はもちろん、その後のフォロー(ルートキープ準備や検査準備)まで済んでいた。誰よりも早く先の先まで予測を立て的確に行動できる人はできる看護師だと思う。」(すみ/20代・後半/女性)

「日中はコミュニケーションがとれ、バイタルサインも普段と変わらず安定していた患者様が、夜間帯に意識レベル、血圧低下、呼吸脆弱と状態が悪化。

急変時に、慌てず落ち着いて救急カートや必要になるであろう処置道具を準備。当直医が到着するまでバイタル測定や急変時の指示に対する可能な処置を継続しながら、医師への引き継ぎがスムーズに行えていた。」(Kato/40代・前半/女性)

「確実にテキパキと仕事ができる人。急変時に咄嗟に駆けつけて対応できる人」(ana/30代・前半/女性)

“できる看護師”は、目の前のことだけでなく、次に起こることまで読んで動ける人。「先の先を考える力」は経験と観察眼の賜物です。

直感を大切にできる人

「患者さんの状態を直感的に感じ取れる人。なんとなく変だと思った看護師が患者さんに心電図モニターを装着し、ナースステーションで監視出来るようにしていた。その夜、患者さんは急変し亡くなったが、モニターを装着していたおかげで急変に気付き家族は最期に間に合うことができた。」(セイチャン/30代・後半/女性)

マニュアルでは説明できない“看護の勘”。患者さんのちょっとした変化を「なんか変だな」と感じ取れるのも、日々の観察力と経験の積み重ねによるものです。

「安心感を与えられる人」

「私にとって『仕事ができる看護師』とは、患者本人と家族を安心させられる人です。医療的技術ではなく、相手が“安心して委ねられる存在”であることが看護の根幹だと感じる時間でした。やはり利用者や家族から望まれるのはケアのうまさよりも『安心感』です。」(イチノセ/30代・後半/女性)

このコメントには多くのナースが共感するのではないでしょうか。患者さんや家族の心を落ち着かせる力――それは医療スキルとはまた別の、“人としての看護力”です。

人間性の豊かさがにじみ出る人

「知識・経験はもちろん、どんな人とも対等に仕事をする人。知識・経験が豊富でも人によって対応を変える人や言葉遣いが悪い人はどんなに仕事ができない部類になると思います。その人はもれなくコミュニケーションも上手く、周りを把握して仕事もお願いできるところは人に振り動きに無駄がありませんでした。

それから、仕事でストレスを感じた時も自身の機嫌は自分で取ることができる人もいいなと思います。」(Ripo/30代・後半/女性)

「20代の頃は『颯爽とテキパキしているかっこいい看護師』にあこがれて、目指していたように思います。でも、いつの時代も患者さんは話を聞いて寄り添ってもらうことを望んでいるんですよね。…実名入で感謝されているのは『聞き上手』『共感上手』のスタッフ達です。」(hina/50代・前半/女性)

技術よりも大切なのは、人への向き合い方。「共感」「思いやり」「誠実さ」といった姿勢こそ、どの世代にも共通する“できる看護師”の要素です。

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仕事ができる看護師は「相手を思い、チームで動ける人」

今回のアンケートを通して見えてきた共通点は、「一人で完璧にこなす人」ではなく「周囲と協調しながら最善を尽くす人」。

スピードや技術も大切だけど、それ以上に人を思いやる力・状況を読む力・心の余裕が、“できる看護師”の核になっているようです。

あなたの周りにも、きっとそんな“できる看護師”がいるはず。もしかしたら、それはあなた自身かもしれません。

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執筆 CLIUS(クリアス )

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