薬用量機能
年齢・体重・体表面積ごとの適切な処方量を参照する、CLIUSの基本機能。特に小児科のクリニックで活用できます
CLIUSにおける薬用量機能(小児薬用量)
診療の現場で一般的に使用される、医薬品ごとの「小児用量換算表」を機能化したものです。
主に小児科のクリニックさまにご活用いただけます。
この薬用量機能は、CLIUSの月額料金内でご利用できますので、追加料金は不要です。
利用開始のための設定は、CLIUSのWEB設定画面から簡単に実行できます。
設定方法や具体的な操作方法を知りたい方は、こちらよりお気軽にお問い合わせください
▶︎WEBお問い合わせページより“「薬用量機能」の使い方を知りたい”等とご連絡いただければ、担当者より折り返しいたします
参照できる薬用量の内容
添付文書で定められている薬用量を、患者の年齢/体重/体表面積に応じて参照いただけます。
小児の適応のない用法の場合、成人量から小児薬用量に変換した結果を参照できます。
参照される薬用量についてイメージしやすいよう、一部を以下に記載しました。
患者の年齢に応じた薬用量
例)アスベリンシロップ「調剤用」2%
1歳未満:1日あたり0.25〜1mL。
1歳以上3歳未満:1日あたり0.5〜1.25mL。
3歳以上6歳未満:1日あたり0.75〜2mL。
成人:1日あたり3〜6mL。
患者の体重や体表面積に応じた薬用量
例)フロモックス小児用細粒100mg
体重1kgあたり、1日0.09g
↓患者体重17kg↓
1日用量:1.53g。
成人量から変換した小児薬用量
例)ユビデカレノン顆粒1%
成人の場合:1日あたり3g。
↓小児薬用量に変換↓
〜1ヶ月未満:0.375g。
1ヶ月以上〜4ヶ月未満:0.5g。
4ヶ月以上〜1歳未満:0.6g。
1歳:0.72g。
3歳:0.96g。
7歳6ヶ月:1.5g。
12歳:2.04g。
※Von Harnacの換算表、および、Augsbergerの式-IIに則って換算
なお、この機能は、一回量設定、一日量設定のクリニックさま、そして頓用処方時にもご利用可能です。
適切な薬用量の表示例
具体的にCLIUSでどのように薬用量が表示されるのか、例として3つほど掲載します。
表示例1:患者の年齢に応じた薬用量(アスべリンシロップ「調剤用」2%)
表示例2:患者の体重や体表面積に応じた薬用量(フロモックス小児用細粒100mg)
表示例3:成人量から変換した小児薬用量(ユビデカレノン顆粒1%「ツルハラ」)
操作をイメージしにくい部分、表示方法について気になる点がございましたら、いつでもお気軽にご連絡ください。
設定方法や具体的な操作方法を知りたい方はこちら
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