ルックスも腕も完璧!伝説のイケメン先生

どの病院にも人気の先生っていますよね。私が以前勤めていた病院には、伝説のイケメンドクターがいました。ルックスも腕も完璧で、とにかくファンが多い先生でした。今回は、今考えればすごいことだったよなあと思うイケメンドクターの伝説エピソードを紹介します。

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目次
  1. 患者さん家族が遠くから見に来る
  2. 主治医の指名が入る
  3. 看護師の間でファンクラブがある
  4. おしゃれすぎる
  5. 患者さんの家族を処置してくれる
  6. モデルの彼女がいるとかいないとか
  7. 看護学生からモテまくる
  8. 病院の口コミに書かれる
  9. 衝撃的なあだ名の数々
  10. まとめ

患者さん家族が遠くから見に来る

イケメンドクターを見るために、日々、いろいろな家族が病棟に来ていました。中でもすごかったのが、関東の病院なのに九州からわざわざイケメンドクターを見に来た家族です。病状も安定しており、お見舞いにくる必要性は無かったのですが、飛行機に乗って来たとのこと。受付で「イケメン先生っていますか?」と確認するほどの熱意で、働くイケメンドクターをずっと目で追っていました。患者さんのご家族は、「本当にかっこいいいんですね」と感心した様子で帰っていきました。

主治医の指名が入る

イケメンドクターはかっこいいだけでなくとっても優しい先生でした。看護師にはもちろん、患者さんの話も親身に聞いてくれる先生で、多くの患者さんから信頼されていました。そんなイケメンドクターは、患者さんから担当医になってほしいと指名が入ってしまうほどの人気。「前に入院したときにイケメンドクターに担当してもらって、良くしてもらったからあの先生を主治医にしてくれ」というお願いや「あのかっこいい先生が良い」というストレートなものまで連日指名が入っていました。といっても医者は指名制度ではないので当然NG。お断りさせていただいていました。担当は選べないと聞くと、患者さんはみんながっかりしていました。

看護師の間でファンクラブがある

イケメンドクターは、患者さんのみならず看護師からも強烈な人気を誇っていました。看護師の間ではイケメンドクターのファンクラブがあり、いつも楽しそうにイケメンドクターの話をしていました。「本当にかっこいいよねえ」「今度の忘年会来るらしいよ」「最近彼女とどうなんだろうね」と話題は尽きません。さらにすごいのは、若い看護師だけでなく、お局看護師からも人気だということ。さらにさらに、男性看護師からも憧れの存在として一目置かれていました。怖いと有名な看護部長も、イケメンドクターの前ではすっかり女性の顔になっていたので、美しさはすごい武器だなあと感心しました。

おしゃれすぎる

イケメンドクターはかっこいいだけでなくとってもおしゃれ。おしゃれな白衣に常にブランドの靴を合わせていました。白衣の下には柄シャツをアクセントとして着用。冬にはブーツを合わせていることもありました。高身長なのでどのコーディネートもばっちり決まっており、とってもかっこよかったです。さらに、イケメンドクターの眉毛はいつもきっちりそろえられておりばっちり決まっていました。私たち看護師はマスクの下はすっぴんですし、イケメンドクターを見ると引け目を感じてしまうほどでした。

患者さんの家族を処置してくれる

ある雨の日、患者さんのご家族がお見舞いにいらっしゃいました。窓口に到着したご家族の頭からはなんと血が流れていました。話を聞くと雨で転んでしまい頭を打ったとのこと。「痛くないから大丈夫だよ」と話していましたがどう見ても一大事だったので近くにいたイケメンドクターに相談しました。するとすぐにご家族の元へ行き診察してくれました。数センチ傷が裂けてしまっていたようで、イケメンドクターはすぐに縫合してくれたんです。その手際の良さと、外来でもないご家族を瞬時に診察してくださる優しさにスタッフ一同感動でした。患者さんのご家族も、頭から血を流しながらも、イケメンドクターを見て「かっこいいね、彫刻みたいだよ」と感心していました。

モデルの彼女がいるとかいないとか

イケメンドクターは看護師や患者さんから人気なだけではありません。噂ではモデルの彼女がいるとか、いないとか。そしてその彼女は北欧のモデルさんだ、という噂が流れていました。真相は闇の中ですが、高身長、彫刻のようなお顔、ずば抜けておしゃれとハイスペックイケメンドクターなので北欧モデルさんの彼女が居ても何もおかしくないですよね。そんな無敵な彼女さんの噂があってもイケメン先生のモテは止まりません。彼女がいても構わない、ファンで居続けると多くの看護師が意気込んでいました。イケメンドクターの存在が看護師のやる気の源になっていたことは言うまでもありませんね。

看護学生からモテまくる

なんとイケメンドクターは実習で来る看護学生からもモテモテなんです。緊張して忙しい実習期間でも、ひと目見ただけで惚れられてしまうイケメンドクターって本当にすごいですよね。看護学生からLINEのIDを渡されることなんて日常茶飯事。あらゆるSNSからフォローも来るそうです。そしてそんな学生さんにも優しく対応してくれるのがイケメンドクターのすごいところ。LINEのIDは、その場で丁寧にお返しします。その理由をイケメンドクターに聞くと、「実習の邪魔になっちゃいけないからね。一緒に働いていたら友だちとして仲良くしたいけどね」とのこと。どこまでも完璧なイケメンドクターです。

病院の口コミに書かれる

イケメンドクターは本当に誰が見てもイケメンです。病院の口コミに「すごいかっこいい先生だった」「先生がイケメンすぎる」などと書かれることもしばしば。イケメンドクターのおかげで病院の評判が上がっていたと言っても過言ではありません。イケメンドクターは病院を黒字にする存在なのかも。しかも、イケメンドクターはただかっこいいだけでなく医師としての腕前もかなりものでしたので、病院への貢献度は計り知れないと思います。

衝撃的なあだ名の数々

イケメンドクターには衝撃的なあだ名がたくさんついていました。もちろんイケメンドクターはどのあだ名も「言い過ぎです」と言いながら笑って許してくれました。

  • 反町隆史
  • 彫刻先生
  • 歩く彫刻
  • 〇〇さま(〇〇は先生の名字)
  • イケメンドクター
  • 美の暴力

などなど。改めて見てもすごいあだ名のラインナップです。

まとめ

今回はルックスも腕も完璧な伝説のイケメンドクターエピソードを紹介しました。あなたの病院にもこんなイケメンドクターが居たら、仕事頑張っちゃいたくなりますよね。イケメンドクターがいることで病院の評判も良くなりますし、看護師の頑張り度合いも違ってきます。病院を黒字にする最も効果的な方法は、イケメンドクターを雇うことなのかもしれません。

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執筆 看護師ライター | rico

国際科高校卒業後、看護専門学校へ入学。その後看護師として入院病棟で勤務経験を元に「看護師あるある」や、病院での体験談を執筆しています。


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